【表敬報告】池州経済技術開発区一行

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【表敬報告】池州経済技術開発区一行

 

【表敬報告】池州経済技術開発区一行

【表敬報告】池州経済技術開発区一行
 
池州経済技術開発区
 朱学華副主任を団長とする一行5名が6月28日~7月1日、関係日本経済団体・企業との交流強化及び投資プロモーション交流会の開催準備を目的に来日し、当会表敬に際して伊藤智業務部長以下で歓迎した。
 朱副主任らによれば、安徽省池州市の強みは、長江沿岸の特性を活かした海運、上海まで高速鉄道で約3時間と整備された交通網、そして半導体産業の国際協力プラットフォームだという。このほか、区内の柱産業、発展ポテンシャルなどについても意見交換を行った。
◆来訪者名簿:
 朱学華   池州経済技術開発区管理委員会 副主任
 李   進   池州市商務局 局長   
 王   燕   池州市人民政府弁公室公務出国(境)管理課 課長
 張志立   池州経済技術開発区管理委員会投資促進局 産業誘致総監  
 謝   仰   池州経済技術開発区管理委員会投資促進局 産業誘致主幹
 
◆池州経済技術開発区概要:
 池州経済技術開発区は1992年に設立され、2011年に国家級経済技術開発区として承認された。 開発区の計画面積は33㎢で、20㎞近くの長江の海岸線および国家一級開放港である池州港を有する。主力産業である半導体産業、ハイエンド設備製造業、現代サービス業における産業クラスターの建設と日中間の協力を積極的に推進している。 
 近年、安徽省の戦略的新興産業基地である半導体産業クラスターの開発基地を設立し、 川上から川下までの半導体全産業
チェーンを構築した。
 2022年度、地域のGDPは5.4%増、大規模工業の付加価値は10.1%増、固定資産投資は27.5%増、一般公共予算収入は30.6%増、輸出入総額は33.3%増、消費財小売総額は2.1%増となった。省レベル以上の開発区の総合評価で全国39位、国家級経済開発区の総合評価で全国85位となった。
 
 
池州経済技術開発区・朱学華副主任発言要
池州経済技術開発区朱学華副主任
■池州経済技術開発区
当園区は国家級の産業園であり、池州市の半導体産業の集積地。近年、半導体産業は確かに敏感な問題になってはいるが、従来日本との協力事業が多く、池州市として、今後も重点的合作分野として推進していく所存。
 
「中韓産業園」は半導体産業園の国際協力プラットフォームとして設立されて、国際合作、産業発展の促進を目的としているので、決して韓国一国のためではない。ただ、九華山は地蔵菩薩(=新羅・金喬覚王子が九華山で出家・得度の説あり)のゆかりの地として、古くから知られているので、国際友好交流の象徴として、「中韓産業園」という名称にした。
 
池州市商務局・李進局長発言要旨
池州市商務局李進局長
■ 池州市の概要:
  池州は安徽省の西南部、長江の南岸に位置しており、上海までは高速
  鉄道で約3時間、飛行機の直行便もあり、交通の便が良い。
  また、国家一級港である池州港を有し、鹿児島への直通海運航路が
    最近開通されて、鉄鋼/金属精錬の補助材料(白雲石など)、耐火材を
  積載した船便(片道7日)が月に2便運航しており、年間積載量は大体
    50万トンに達する見込みである。
  鉄鋼、有色金属の精錬工程における「節能減排」(省エネ・排出削減)
    について、ぜひ日本の経験と知恵を拝借したい。
    池州と日本との経済貿易の往来は1990年代から始まり、当時、軽工業
    製品(紡織、アパレル、化学製品、鉱産物など)の輸出と、半導体製品
    や製造設備の輸入が盛んであった。
    近年、中国国内の生態環境保護が急務となり、鉱産物の採掘における環境規制がさらに厳しくなり、産業構造の調整は
    容赦なく要求され、直近10年間の設備投資は下落している。
    今回の訪日の主な目的は、日本とのリアル交流を通じて、互いの理解を深め、RCEPやCPTTP(加盟を申請中)の枠組の下
    で、地元企業の海外進出(「出海行動」)を促進。
■具体的には、日本と以下の分野での協力・協業を推進していきたいと考えている。
   ① 半導体産業
       池州においては、半導体の産業チェーンが完備されており、優秀な人材が多く、マーケットも大きい。
   ② 観光旅行産業
       黄山・九華山の自然環境が豊かで、観光旅行・健康養老・リゾート施設等の総合的観光資源を活用しながら、経済文化
       交流の範囲を拡大していくことを目指す。  
 
 

本件お問い合わせ

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