【参加報告】海南自由貿易港政策説明会
各種ご案内
・【参加案内】日中第三国市場水素協力検討会
・【参加案内】中国福祉機器産業協力交流会
・【参加案内】対話山東-産業協力交流会
・【参加報告】宿遷(日本)投資環境説明会
・【投促】中国マネジメントプログラム
・【投促】第36回中国ビジネス実務セミナー
・<2024卒対象>新卒職員採用について
・【開催報告】上海市徐匯区投資促進説明会
・【参加報告】中国サプライチェーン博説明会
・【開催報告】広元市-日本企業投資座談会
・【参加案内】内モンゴル投資貿易協力交流会
・2023年日中経済協力会議-於吉林
・【参加報告】上海自貿区金橋エリア説明会
・【参加報告】天津経済技術開発区交流会
・【参加報告】淄博対日経済貿易協力交流会
・【参加報告】中日経済実務協力企業座談会
・【参加報告】「東京太倉日」投資環境説明会
・【参加報告】威海(日本)投資環境説明会
・【参加報告】青島-日本経済貿易協力交流会
・適格請求書発行事業者登録番号について
・自動運転に関する日中官民合同セミナー
・北京中日国際協力産業パーク投資環境説明会
・【参加報告】天津投資説明会(東京・大阪)
・中国(深圳)-日本(東京)経貿交流座談会
・深圳グローバル投資促進プロモーション大会
・【参加報告】日本-青島企業交流懇談会
・【視聴案内】2023アジア金融フォーラム
・【投促】第35回中国ビジネス実務セミナー
・【開催報告】江西省産業投資セミナー
・【参加報告】海南自由貿易港政策説明会
・【参加報告】日中健康シルバー産業交流会
・【参加報告】2022遼寧投資貿易商談会
・【出展募集】北京中日創新合作示範区製品展
・日中国交正常化50周年記念特設ページ
・【参加報告】ジャムス市投資貿易観光推奨会
・深圳市グローバル投資促進プロモ日本分大会
・【視聴報告】中華總商会華商経済フォーラム
・【結果報告】「周恩来と日本」展示会
・【投促】第34回中国ビジネス実務セミナー
・【投促】中国マネジメントプログラム講座
・【視聴報告】2022一帯一路サミット
・【開催報告】吉林省省エネ・環境交流会
・コンテンツの海外展開に関する無料セミナー
・日中国交正常化50周年記念舞台公演
・中国雲南省ー日本ビジネス経済交流会
・2022年日中経済協力会議-於吉林
・全青連ら主催 日中ビジネスマッチング
・安徽省:食品・一般消費財等マッチング会
・江蘇省のRCEP国際オンライン展覧会
・中関村イノベーションコンペ
・2022煙台市(東京)投資環境セミナー
・対話山東―シルバー産業協力交流会
・中日(淄博)地方経済貿易合作商談会
・RCEPと北京自由貿易試験区産業交流会
・北京自由貿易区・ダブルカーボン交流サロン
・上海国際カーボンニュートラル技術博覧会
・自動運転に関する日中官民合同セミナー
・第9回上交会~展示会出展と会議参加ご案内
・商務部における外資安定をめぐる文書
・2020年賀詞交歓会のご案内
・中国インフラ整備動向調査報告会のご案内
・2019日中经济合作会议日方参会企业概况
・日中企業交流会&中国産業パーク投資説明会
・中国EC販路開拓商談会in東京
・中国環境保護企業との交流会のご案内
・ジェトロ主催「中国市場販路開拓セミナー」
・中国(広州)国際高齢者健康産業展2019
・中国雲南省—日本経済協力交流懇談会
・江蘇省主催フォーラムご案内
・日中東北開発部会の新設に関するお知らせ
・中国ビックデータ産業博覧会視察の旅ご案内
・南通経済技術開発区についてのご紹介資料
・中国企業家倶楽部緑公司年会案内
・「青島-日本経済貿易合作懇談会」のご案内
・「ChinaGatewaySummit」
・中国山東省(東京)投資合作交流会のご案内
・常熟市人民政府主催東京投資セミナー
・煙台-東京経済協力及び人材交流セミナー
・中国企業ロゴデザイン展のご案内
・中国如皋(東京)投資環境説明会のご案内
・浙江省杭州・次世代企業交流団 ご案内
・第11回 中国中部投資貿易博覧会のご案内
・貴州経済貿易・観光投資説明会 開催案内
・第23回日中民商事法セミナーのお知らせ
・2019年北京世界園芸博覧会最終案内
・雲南省近代物流産業コンファレンス
・上海自由貿易区・浦東最新状況
・中国(海南)自由貿易試験区(東京)説明会
・【宣伝協力】国際産官学連携ワークショップ
・第28回「中国ビジネス実務セミナー」
・湖北·日本経済貿易協力セミナーのご案内
・香港対日プロモーションのご案内
・昆山産業投資交流会(東京)のお知らせ
・【募集】中国スマートシティ国際博覧会
・【宣伝協力】6/12 独山港開発区説明会
・中国ビジネス環境個別相談会
・「中国ECフェア 2018」開催のご案内
・2018年度賛助会員セミナー(2)
・2018年度賛助会員セミナー(1)
・フォーチュングローバルフォーラム説明会
・中国企業家倶楽部緑公司年会案内
・第1回中国国際輸入博覧会(11月)ご案内
・大阪-上海環境・省エネ技術フォーラム
・中国(東莞)国際科技合作週 日本ブース
・湖南(郴州)国際鋳鍛造産業博覧会のご案内
・嘉興経済技術開発区の優れた投資環境
・シルクロード(敦煌)国際文化博覧会
・国際半導体・ディスプレイ産業商談会ご案内
・中国東北アジア「一帯一路」投資フォーラム
・「第2回HSK中国留学・就職フェア」開催
・「日中韓女性経済会議2017」開催
・7/2-8 緑公司連盟訪日関連イベント
・2017年賀詞交歓会のご案内
・第5回中国塩城-国際環保産業博覧会ご案内
・第8回経営倫理シンポジウムのご案内
・PECC国際博覧会・天津輸入商品展示会
・当協会HP 有料バナー広告主募集!
・大阪での四川省交流イベント
・中国機電産品輸出入商会からの交流希望案件
・【結果報告】甘粛一帯一路デジタル博覧会
・海南自由貿易港優遇政策投資チャンス説明会
・中国(重慶)開放型経済発展国際合作論壇
・武候区日中都市設計産業センターに関して
・中日地方発展合作示範区オンラインセミナー
・日中地方合作(蘇州)論壇
・成都ハイテク産業開発区対日協力懇親会
・山東省―日本企業オンライン商談会
・日本(山東)輸入商品博覧会
・2021対話山東日本・山東産業協力交流会
・2021年日中経済協力会議-於遼寧
・広東香港澳門大湾区ビジネス・プレナリー
・陝西省バイオ医薬健康産業協力交流会
・2022アジア金融フォーラム
・陝西省ー京津冀先進製造外資企業協力交流会
・江蘇省—日本新素材産業協力交流会
・竹内亮氏の作品上映イベントが都内で開催
・【開催報告】北京市投資環境説明会
・北京事務所の農林水産・食品室開室について
・【開催案内】一帯一路サミット(香港開催)
協会の動き(活動報告など)
・2023陽澄湖創客大会・日本海外大会
・【表敬報告】上海東方美谷企業集団一行
・【表敬報告】成都服務貿易協会曾秘書長一行
・【表敬報告】蘇州中方財団徐浩財務総監一行
・【表敬報告】海南省貿促会林春紅副会長一行
・2023年日中経済協力会議-於吉林
・【活動報告】江蘇省塩城市関連の動き
・【表敬報告】池州経済技術開発区一行
・【参加報告】煙台市莱山区投資促進会議
・【参加報告】瀋陽グローバルプロモーション
・【参加報告】海南自由貿易港政策説明会
・【参加報告】南通通州区・高新区懇談会
・【表敬報告】張家港市南豊鎮陳穏書記一行
・【参加報告】山東省済南市都市説明会
・【参加報告】廊坊開発区健康産業投資説明会
・【参加報告】大連北黄海経済開発区説明会
・【表敬報告】湖北省商務庁陳華栄副庁長一行
・【出張報告】第3回中国国際消費財博覧会
・【参加報告】浙江台州-日本投資協力交流会
・【表敬報告】大連市貿促会・孫連運会長一行
・【開催報告】遼寧-東京経済合作交流会
・【参加報告】中国啓東経済貿易合作交流会
・【表敬報告】煙台市投資促進中心一行
・【参加報告】浦東新区投資説明会
・【参加報告】RCEP青島経貿基地推奨会
・【表敬報告】海南国際経済発展局一行の来会
・【開催報告】2022深圳G投資促進分大会
・【参加報告】海外華人自動車エンジニア大会
・【視聴報告】鎮江-日韓自動車産業交流会
・【参加報告】唐山重点産業プロモーション会
・邯鄲市重点投資協力PJ対外発表会
・河北省「RCEP重点国家投資合作交流会」
・深圳グローバル投資促進プロモ日本分大会
・2021年日中経済協力会議-於遼寧
・漢中市日中介護健康カンファレンス
・【開催報告】江蘇省常州市武進区視察会
・深セン日本ビジネスセミナー企業交流会
・中国(重慶)開放型経済発展国際合作論壇
・中国各地方政府駐日事務所との交流
・【開催報告】東アジア産業協力円卓会議
・成都ハイテク産業開発区対日協力懇親会
・【結果報告】北京「両区」オンライン説明会
・江蘇省常熟市中日合作創新産業園報告会
・山東とフォーチュン・グローバル500
・対話山東 日本・山東産業協力交流会
・中日地方発展合作示範区オンラインセミナー
・海南自由貿易港優遇政策投資チャンス説明会
・甘粛省一帯一路国際貿易デジタル博覧会
・《訪問記録》雄安新区訪問記
・吉林省-在中国日本企業交流商談会開催報告
・【表敬訪問報告】湖南省岳陽市
・山東省済南市交流報告と東アジア博覧会案内
・「中日地方発展協力モデル区」
・中日地方発展協力モデル区について
・蘇州中日緑色産業創新合作示範区キックオフ
・2021対話山東日本・山東産業協力交流会
・広東・香港・澳門大湾区ビジネスプレナリー
・陝西省-日本サービス貿易業交流合作交流会
・【表敬報告】山東省人民政府一行
・【表敬報告】安徽省外事弁・胡健副主任一行
・【表敬報告】江蘇省鎮江市・殷敏副市長一行
・【表敬報告】江蘇省常州市・桓恒副市長一行
・【活動報告】良品計画様と中国企業家の交流
中国概況
省別概況
中国の自由貿易試験区一覧
中国の経済開発区一覧
活動概要
日中省エネ・環境協力相談窓口
日中省エネルギー・環境総合フォーラム
大気汚染改善協力ネットワークの設置
「InterAaua 2017」に出展
黄石市省エネ環境協議会の設立
「トップ100環境技術」の募集案内
日中経協ジャーナル
中国経済データハンドブック
日中経済産業白書
・日中経済産業白書 2014/2015
資料日中経済
中国投資ハンドブック
文献・法令翻訳
・「土壌汚染対策行動計画」仮訳について
統計
・2022年日本・中国主要経済指標
・省市区経済
・2022年の中国統計公報
・2021年 沿海主要港湾・空港貨物取扱量
概要
日中経済協会について【基本情報、概要】
・協会沿革
・賛助会員制度
・主要人事
・組織図
広報資料
・情報公開資料(予算・決算書等)
・各省各庁における競争契約の参加資格
・補助事業の成果
・公募情報
アクセス
日中経協訪中代表団
19年度代表団(第45回)
18年度代表団(第44回)
17年度代表団(第43回)
16年度代表団(第42回)
15年度代表団(第41回)
14年度代表団(第40回)
13年度代表団(第39回)
訪中代表団年表
白書・提言・要望
・21世紀日中関係展望委員会提言
・中国ビジネス環境改善への提言
中国・日中動向
2022年度 中国・日中の主な出来事
2021年度 中国・日中の主な出来事
2020年度 中国・日中の主な出来事
2019年度 中国・日中の主な出来事
2018年度 中国・日中の主な出来事
2017年度 中国・日中の主な出来事
2016年度 中国・日中の主な出来事
2015年度 中国・日中の主な出来事
2014年度 中国・日中の主な出来事
2013年度 中国・日中の主な出来事
2008~2012年日中の主な出来事
中国ビジネスQ&A
・2023年中国ビジネスQ&A
・2022年中国ビジネスQ&A
・2021年中国ビジネスQ&A
・2020年中国ビジネスQ&A
・2019年中国ビジネスQ&A
・2018年中国ビジネスQ&A
・2017年中国ビジネスQ&A
・2016年中国ビジネスQ&A
・2015年中国ビジネスQ&A
・2014年以前の中国ビジネスQ&A(1)
・2014年以前の中国ビジネスQ&A(2)
中国法令・制度情報
・2023年中国法令・制度情報
・2022年中国法令・制度情報
・2021年中国法令・制度情報
・2020年中国法令・制度情報
・2019年中国法令・制度情報
・2018年中国法令・制度情報
・2017年中国法令・制度情報
・2016年中国法令・制度情報
・2015年中国法令・制度情報
・2007~2014年中国法令・制度情報
上海市公布の地方法規・政府通達
日中经济协会简介(中文版)
ENGLISH
サイトについて
サイトマップ
サイトポリシー
個人情報保護方針
https://www.jc-web.or.jp/
モバイルサイトにアクセス!
一般財団法人日中経済協会
〒106-0032
東京都港区六本木1-8-7
MFPR六本木麻布台ビル6階
TEL:03-5545-3111(代表)
FAX:03-5545-3117
【参加報告】海南自由貿易港政策説明会
【参加報告】海南自由貿易港政策説明会
トップページ
>
トピックス
>
協会の動き(活動報告など)
>
【参加報告】海南自由貿易港政策説明会
参加報告
参加報告
2023/06/12 Upd.
今般、海南省委・巴特爾常務委員/秘書長一行が訪日し、6月8日に都内で「海南自由貿易港政策とビジネスチャンスの説明会」が開催されました。
海南省当局による説明会は昨2022年12月以来
で、日中経済協会は海南国際経済発展局からの招きにより業務部が出席しました。開会にあたり、巴特爾常務委員からの挨拶につづき、中国駐日本国大使館・宋耀明公使らが来賓挨拶したほか、会場には日中双方100名以上が詰めかけ、立ち見も出る大変熱気のある説明会となりました。
海南省では近年、「島ごと免税店化」しようという国家プロジェクト「海南自由貿易港」政策が注目を集めていますが、以下には海南国際経済発展局・宮起君副局長の基調講演のほか、投資誘致資料などを掲示します。日中経済協会賛助会員企業の皆様におかれましては、海南自由貿易港へのご理解を深めていただく機会となれば幸いです。
Keywords:
ゼロ関税、低税率、税制の簡素化、ビジネスチャンス
海南国際経済発展局・宮起君副局長 基調講演
海南国際経済発展局・宮起君副局長 基調講演
1. 海南の基本状況
海南省は中国の最南端に位置し、中国本土をバックに東南アジアの国々に顔を向けており、まさに中国と東南アジアという最も活発な2つの大市場の結節点。総面積は35,400km2で、シンガポール50個分、香港30個分に相当。海南から4時間のフライト圏内で、アジアの21の国と地域、世界人口の47%、世界GDPの30%をカバー。
海南は美しい生態環境と景観を有し、熱帯雨林の国立公園があり、森林被覆率は62%。空路では5つの国際空港があり、海路では楊浦港が海南を中国西部の新しい陸海回廊に組み込むための重要な結節点であり、ASEANの主要沿岸国へのアクセスも至便、さらに香港やシンガポールを経由した世界へのアクセスを提供する。陸路では、海南には島を一周する1000kmの高速道路と高速鉄道が張り巡らされている。
海南は観光資源が豊かで、世界最大の免税店を持つことに加え、2021年には8,100万人以上、2022年には疫病の影響があっても6,000万人以上の観光客が訪れた、世界的に有名な観光地。
2. 海南自由貿易港の優遇政策
2018年4月より、海南は全島に自由貿易試験区を設置し、中国の特色ある自由貿易港の建設を徐々に模索し、これを着実に推進中。2020年6月1日、「海南自由貿易港建設マスタープラン」が正式に発表された。
マスタープランでは、海南に自由貿易港を建設する目的を明確に定め、大きく3つの段階に分けている。第1段階では、2025年までに貿易と投資の自由に関する政策・制度システムを初歩的に確立し、中国国内のビジネス環境を概ね一流レベルに到達させる。第2段階は、2035年までに海南を中国の開放型経済の新たな高台に押し上げる。第3段階では、2050年までに国際的に強い影響力を持つハイレベルな自由貿易港を完全に確立する。
2021年6月10日、「中華人民共和国海南自由貿易港法」が公布され、海南自由貿易港の建設と発展に長期的かつ安定的な法的保証が与えられた。
海南の輸出志向経済は近年急速に発展し、世界の貿易相手国は180社に近づいている。今年1~4月までの海南の対外貿易輸出入総額は765.5億元で、前年同期比27.4%増、同期間の中国全体の成長率より21.6ポイント高い。海南の実際の外資利用額は1,083億元で前年同期比62.73%増。2022年には海南の「市場主体」は96.33万件に増加し、前年比96.79%増、成長率は34ヶ月連続で中国1位。
上記のデータは、海南の国際投資と国際貿易の発展が高速レーンに突入し、「市場主体」が急速に増加したことを示しており、これは主に海南自由貿易港の優遇政策に起因している。要するに、これらの優遇政策は主に「税」と「自由」によるものである。以下、簡単に紹介したい。
第1は「ゼロ関税」政策で、2025年の税関閉鎖までにリスト方式で多くの商品に適用され、2025年の税関閉鎖後は、法律で明確に禁止・制限されているものを除き、大半の商品が海南でゼロ関税を享受することに。加えて、中国本土に販売する商品については、加工付加価値が30%を超える場合、関税を免除する方針。
第2に、「低税率」政策。海南自由貿易港に登録された奨励産業の企業は、(中国本土の他の地域では25%であるのに対し)15%の法人所得税の軽減税率が適用される。個人所得税の最高税率は、中国の45%に対し、香港の17%、シンガポールの22%である。海南省は2025年に税関閉鎖後、3%、10%、15%の3段階で個人所得税を課すことになる。
第3に、「税制の簡素化」政策。2025年に海南自由貿易港で税関が閉鎖されると、既存の増値税、消費税、車両購入税、都市維持建設税及び教育課徴金は廃止され、消費税に簡素化され、ビジネスコストが大幅に削減される。
「より自由」は海南自由貿易港の特徴であり、自由で便利な貿易、自由で便利な投資、自由で便利な国境を越えた金融の流れ、自由で便利な人の往来、自由で便利な運輸と安全で秩序あるデータの流れに力を注いでいる。
人の移動の自由について、海南は59カ国のビザなし入国政策を実施した。運輸の自由と利便性について、海南は第5、第7航行権を含む海運権の開放を拡大し、「中国楊浦港」を登録港として設立し、国際船舶登録制度を確立した。データの安全で秩序ある流れについて、安全で秩序あるデータの流れと国境を越えたデータ送信の安全管理のパイロットプログラムをサポートするために、国際インターネットデータの専用チャネルを開設した。
上記の政策に加えて、海南省は離島に対しても免税政策を行っており、離島航空券、鉄道乗車券、乗船券などで免税品を購入することができ、免税購買枠は一人当たり年間10万元である。海南省の免税品目は現在45種類に拡大し、離島での免税品売上高は5年間で1300億元を突破した。海南は消費者の高度化傾向を積極的に把握しており、免税購買・消費と越境EC消費を強化している。
現在、海南は中国で最も税負担の少ない沿海省であるといええ、海南自由貿易港の目標は、中国の特色を生かした香港、シンガポール、ドバイと同様の国際的影響力を持つ自由貿易港に発展させることである。
3. 海南自由貿易港の産業発展チャンス
海南は現在、観光、現代サービス、ハイテク産業、(熱帯の特色を活かした)高効率農業という4つの主要産業を精力的に発展させている。
現在、世界の著名企業の多くが海南に投資しており、多くの日系企業も海南での進出を計画し始めており、ローソン、ロート製薬と華熙生物科技の合弁工場、上海平野の新エネルギー特殊車両生産基地、トヨタ海南モビリティなどの重要プロジェクトが海南自由貿易港に拠点を構えている。
海南には現在、13の自由貿易港重点園区を含む29の工業園区が所在。2022年、その13の重要園区は1兆8,000億元以上の営業利益を達成する予定。以下、簡単に紹介したい。
バイオ医薬品・医療機器産業は主に海口国家ハイテク区に集中しており、海口の既存の医薬品産業リソースを統合し、「海口医薬バレー」という高度なバイオ医薬品産業プラットフォームの育成を加速して、1,000億ドル規模のバイオ医薬品産業クラスターを構築している。
デジタルエコノミー産業は、海南生態ソフトウェアパークと海口復興城インターネット情報産業園に集中している。海南生態ソフトウェアパークは、中国初の政府認可ブロックチェーン試験区で、中国国内インターネット企業トップ100社の90%以上、医療産業企業の70%以上を誘致している。海口復興城インターネット情報産業園インターネット革新・起業基地は、クラウドソーシングスペースの集積とインターネット産業のエコチェーンの創造に重点を置く。
本社経済と現代金融業は主に海口江東新区と三亜中央商業区に集中しており、自由貿易港での自由で便利な越境資本移動などの制度の利点を頼りに、両パークには多くのフォーチュン500企業や金融機関が集まり、本社企業や金融業が集積されている。
石油化学新素材産業は主に、大型深水良港を持つ洋浦経済開発区と東方臨港産業園に集中している。洋浦経済開発区は20年前から石油化学産業を育成しており、石油化学新素材産業は当初、1,000万トンの石油精製と100万トンのエチレンをベースとする産業チェーンを形成し、千億級の産業クラスターが形成された。東方臨港産業園は石油・ガス資源が豊富で、産業基盤が整っており、発展の潜在力が大きい。我々は、2025年までに省の石油化学新素材産業を振興させ、産業チェーン全体の生産額を2,000億元に引き上げることを目指している。
風力発電製造業は主に洋浦経済開発区と東方臨港工業区に集中しており、世界初の7MWの耐台風・浮体式風力タービンと初の「海南製」10MW洋上風力タービンが正式に生産ラインから出荷された。
新型建築業は、主に臨高金牌港開発区と定安塔工業圓に集中しており、省内の組立式建築の新規生産能力を集中的に配置し、積極的に組立式建築産業クラスターの整備を進めている。
臨空経済産業は主に海口市江東新区に集中しており、同園区は自由貿易港の中で最も集積度の高い空港経済産業の拠点であり、順豊、菜鳥、京東などの多くの大手企業が集積している。
消費財の貿易・加工産業は主に海口総合保税区に集中しており、海南の免税政策を活用し、中国免税集団など中国の免税ライセンス企業7社やルイヴィトンなど免税売れ筋のトップブランドが海南オペレーションセンターと物流配送センターを設立している。
海南省は、日本企業の海南への投資を非常に重視しており、昨年の第2回中国国際消費財博覧会の際に「海南自由貿易港日本企業サービスセンター」を設立した。同センターは、日本企業に対して、政策解釈、企業設立、市場配置などのワンストップサービスを提供している。
海南省は、集まって働くことを好む日系企業の特性に合わせて、日系企業向けの実証棟を建設した。今年4月23日、海口市美蘭区の新海航ビルで、省市が共同で建設した日系企業集積実証棟が正式に公開され、すでに日本通運、近鉄百貨店、和匠優品など15社と商協会の海南事務所1件が入居予定。
これらの典型的な事例とデータは、海南自由貿易港が人材、資本、技術、情報、その他ハイエンド要素が集まる場所になりつつあることを示している。今日のプロモーション会の参加各位を含むあらゆるグローバル企業にとって、海南は間違いなく最も価値のある投資先であり、貴重なチャンスと将来性がある場所である。
海南自由貿易港は急速に発展しており、ビジネスチャンスは無限に所在。日本企業がこの機会を捉え、早期に計画し、やがて海南自由貿易港を訪問し、海南の優遇政策やビジネス環境について深く理解し、新しいビジネスエリアを広げ、自由貿易港の発展による配当を享受することに期待している。
資料のダウンロード
資料のダウンロード
海南自由貿易港の新しいビジネスチャンス
(日文PDF:13.7MB) ※上記基調講演のスライドを一本化したものです。
中国国際消費財博覧会
(日本語PDF:7.21MB)※2024年4月開催
2023海南自貿港投資指南
(中文PDF:40.2MB)
2023海南自貿港投資指南
(英文PDF:37.2MB)
関連リンク
関連リンク
【参加報告】海南自由貿易港政策説明会(2022/12/6)
【表敬報告】海南国際経済発展局・宮起君副局長一行7名来会(2022/11/29)
【結果報告】海南自由貿易港優遇政策・投資チャンス説明会(2020/7/20)
【南海网】海南自由贸易港日本专场推介会在日本东京举办 日本商界看好自贸港发展
本件お問い合わせ
本件お問い合わせ
日中経済協会業務部(担当:澤津)
TEL: 03-5545-3113
naoya.sawazu
[at]
jc-web.or.jp ※
[at]
は@に変換ください。
▲ページトップへ戻る
|
トップページ
|
トピックス
|
中国概況・省別情報
|
省エネルギー・環境
|
出版物・統計等
|
概要
|
アクセス
|
日中経協訪中代表団
|
中国・日中動向
|
日中经济协会简介(中文版)
|
ENGLISH
|
サイトについて
|
<<一般財団法人日中経済協会>> 〒106-0032 東京都港区六本木1-8-7 MFPR六本木麻布台ビル6階 TEL:03-5545-3111 FAX:03-5545-3117
Copyright © 一般財団法人日中経済協会. All Rights Reserved.
表示:
スマートフォン
|
パソコン