一般財団法人日中経済協会は、対中交流実績と豊富なノウハウ･人脈で､御社の中国ビジネスをサポートします｡

　遼寧省人民政府は、11月17日から20日にかけて｢2022遼寧国際投資貿易商談会｣を瀋陽市にて開催した。「開放の道を歩み、グリーン発展を共有する」をテーマとして、18日午前に開幕式を行った。本商談会は2020年に始まり、今回が3回目。

 

　開幕式では、張国清遼寧省書記(第20期共産党中央政治局委員)や李楽成遼寧省省長をはじめ、盛秋平商務部副部長、張慎峰中国国際貿易促進委員会副会長らが出席して挨拶した。当協会からは、伊澤理事長がビデオ挨拶を行った。基調講演では、李楽成省長が遼寧省の地理的優位性を強調した上で、対外開放プラットフォームの建設やそれに伴う自由貿易試験区の改革などで高いレベルの対外開放を進め、質の高い発展をリードしていくと述べた。

 

　18日午後に開催された｢遼寧－日本経済貿易協力サミット｣では、当協会北京事務所川合所長が第1回商談会に続き、今回も基調講演を行った。出席した遼寧側トップの姜有為副省長は、遼寧省にとって最大の貿易・投資パートナーの一つである日本とは、これまで科学技術、衛生、人文、環境保護、環境など多岐にわたる分野で実務協力が展開されてきたことを評価しつつ、今後のデジタル経済、ハイエンド設備製造、新エネルギー、新エネ車、低炭素・環境保護、ファインケミカル、バイオ医薬、ヘルスケア等の幅広い産業分野での協力に期待を表明した。