自動運転に関する日中官民合同セミナー
開催報告
2022/3/4 Upd.
2022年2月17日(木)、「第3回自動運転に関する日中官民合同セミナー」(主催:経済産業省、中国工業信息化部、実施団体:当協会、日本自動車工業会、中国汽車工業協会)が、オンライン形式にて開催されました。
本セミナーは、2018年の世耕弘成経済産業大臣と苗圩中国工業信息化部部長との合意のもと、自動運転分野における日中両国の交流や協力関係の強化を目的として、2018年と2019年にそれぞれ東京と北京にて会議や試乗会などが開催されてまいりました。昨年度は新型コロナウイルス感染症の影響により開催を見送りましたが、今回はオンラインを活用し、およそ2年半ぶりの開催となりました。
経済産業省・福永哲郎審議官(製造産業局・中小企業政策担当)、工業信息化部設備工業一司・郭守剛副司長からの挨拶や、日中政府関係者からのプレゼンテーションの他に、日中の業界団体や企業より講演が行われました。主として、日本側からは、自動運転に関する社会実装に向けた政策、ユースケースデータベース、システムの安全性保証、車両の外向けHMIなどの協調領域に関する講演がなされ、中国側からは、ICVの産業化発展促進、スマートコネクテッドカーのロードマップ、ICV国際基準法規、データセキュリティの法令に関して講演がなされました。
経済産業省・製造産業局自動車課ITS・自動走行推進室・福永茂和室長はセミナーの総括発言として、(1) 中のそれぞれの取組の発表により相互理解の促進となった点、(2) 中国の政策動向をいち早く知ることができたことで、日本の自動車産業にとって有益だった点、(3) 日中両国が世界の標準・基準を協力して作っていくことの重要性を再認識した点、(4) セミナーがプラットフォームとして協力を後押しした点、を述べました。
参加者数は申込ベースで日本側306名、中国側110名であり、日中両国における本分野への関心の高さが伺えました。
なお、本セミナーの投影資料(PowerPoint、登壇者経歴等)は、本ページのほか、以下のURLからも閲覧いただけます。
開催概要
- 開催日時:2022年2月17日(木) 14:30~16:10(日本時間)
- 主催:経済産業省、中国工業信息化部
- 実施団体:一般財団法人日中経済協会、一般社団法人日本自動車工業会、中国汽車工業協会
- 開催方式:オンライン
- 参加人数:416名(日本側306名、中国側110名) ※申込ベース
- 参加者:日中両国政府関係者、団体、研究所、大学、メディア、自動車メーカー、自動車部品メーカー、ソフトウェア、銀行、保険、コンサルティング企業他
- 通訳:日中同時通訳
アジェンダ・講演資料・発言者略歴(敬称略)
第3回自動運転に関する日中官民合同セミナーのご案内【申込受付終了】
※本セミナーは事後の録画配信を致しませんので、ご了承ください。
■お問合せ先:一般財団法人日中経済協会 業務部 平槇・藏田
TEL:03-5545-3113 メールアドレス:sayaka.hiramaki[at]jc-web.or.jp
daisuke.kurata[at]jc-web.or.jp
※[at]は@に直してください。