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・襄陽と日本のつながりは深く、日産自動車やスター精機(中日龍)など多数進出。日本からの出張者及び常駐者は平均およそ200人。今後7月か8月には秦軍・新副市長が訪日予定。 |
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・襄陽は自動車産業を中核(昨年売上高1695億元超)とし、関連企業は400社超、専用車企業は30社超、今後日系企業と協力関係を更に深めたい。日産インフィニティは昨年よりティアナの生産ラインでノックダウンを達成し、年間生産計画は2万台、2020年までに5万台突破を目標。その他ティアナ、ムラーノを含めると生産台25万台を突破しており、これは襄陽市での全自動車生産台数の1/4を占める。日産の1次サプライヤー101社中、33社が襄陽へ進出済。 |
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・新エネルギー関係、2014年実用化された新エネルギー車は701台、ほとんどが公共バス、タクシーとして利用中。 |
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・南水北調プロジェクトが推進される中、漢水の水質にも注目が高まっているほか、襄陽市企業の駱駝電池が使用済み電池のリサイクル業務に取り組むなど、循環経済も含めた環境保護分野でのビジネスにも注力中。 |
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・襄陽では、ハイエンド設備製造業である宇宙設備や衛星、軌道交通設備、海洋工学設備、スマート製造設備が盛ん。すでに井関農機が進出しており、今後関連企業の進出が見込まれる。襄陽には鉄鋼・化学製品のリサイクル企業、大気汚染対策企業がすでに既存、巨大な潜在力を有する。中日龍(襄陽)機電技術開発有限公司(株式会社スター精機)は襄陽進出後十数年を経て売り上げ倍増を実現。また日中間ビジネスの促進を目的とした民間団体「襄陽日中経済促進会」を発足。 |
甘副省長:日中経済協会は日本の対中友好7団体として長きに渡り、湖北省を始め中部各省の日本産業
界と交流を深め大きな成果を挙げるなど、これまでの日中関係への貢献に対し謝意。
生田専務理事:2011年に湖北省の王国生省長と当協会岡本理事長との間で調印した「経済・貿易分野
の交流と協力の強化に関する覚書」を例に挙げ、湖北省との協力関係をアピール。
甘副省長:自動車分野においては東風日産が日中経済関係を強化し、またWin-Win効果を得うる成功
事例であること、今後新常態化の下で、「長江ベルト」「一帯一路」の発展戦略に基づ
き、中部6省は中国経済の「第四の増長極」として発展すべく、日本からの更なる協力を期
待することなどが述べられた。