【表敬報告】孟向東・山東省貿促会会長一行（7/31）｜一般財団法人日中経済協会は、対中交流実績と豊富なノウハウ･人脈で､御社の中国ビジネスをサポートします｡

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【表敬報告】孟向東・山東省貿促会会長一行（7/31）

2025/07/31 Upd.

今般、孟向東・山東省貿促会会長を団長とする一行12名が、大阪・関西万博中国パビリオン「山東ウイーク」の開幕に合わせて「2025対話山東―日本・山東産業協力交流会」を開催することを目的に来日し、7月31日には当会を訪れ、堂ノ上武夫専務理事以下にて歓迎しました。

日中経済協会と山東省貿促会は、毎年の「対話山東」への協力など、長年来の交流があります。

＜来会メンバー＞
　孟向東　山東省貿促会会長
　于艶春　山東省貿促会国際聯絡部部長
　霍建平　山東博翰源律師事務所パートナー会議主席
　段成彩　問清集団有限公司董事長
　陳　健　山東省建設監理諮詢有限公司高級副総裁
　鄒長浜　山東金吉医療科技有限公司総経理
　李　宏　山東正心投資有限公司パートナー
　陳源浜　山東正心投資有限公司総経理助理
　劉浩然　山東美果来食品有限公司総経理
　段修遠　問清集団有限公司副総経理
　孫　涛　山東博翰源律師事務所駐日本大阪弁護士
　楊　馮　山東省貿促会四級調研員

孟向東会長からの紹介の要点

日中経済協会訪中代表団が山東省を2014年に訪問以来、交流こそ続いているが、山東省貿促会とのハイレベル間の往来はやや減少したように感じる。本日は大きな期待を胸に、さらなる交流と協力の可能性を探るために参上。
本年上半期、山東省のGRPは5兆46億元で全国3位、成長率は5.6％と全国平均を0.3ポイント上回った。対外直接投資と実行ベースの外資導入額はやや控えめで全国5位であるが、外資導入額の規模自体は全国3位で経済総量と同水準。
ただし、グローバルな産業配置の大幅な再調整や、日本企業が輸出志向から内需重視へ転換しつつあること、サプライチェーンの不安定化などの影響で、山東省と日本の貿易総額は2024年に減少した（今年第1四半期も0.5％減少）。
背景には、単独行動主義（単辺主義）の拡大、関税問題、世界経済の下振れ圧力などさまざまな要因がある。このような状況下でこそ、中日間のサプライチェーン・産業チェーン協力を深化させ、地域経済一体化を推進することが双方のビジネス界の責務であり共通の期待であると考える。
山東省と日本は海を隔てて向かい合う「一衣帯水」の関係で、経済往来は極めて緊密。現在も1,600社の日本企業が山東省に進出し、順調に事業を展開している。
山東省貿促会は日中経済協会との協力を一層強化し、山東省と日本との経済・貿易協力をより深く、より実質的なものにすべく、4点、提案したい。
1. 代表団の相互訪問を強化
  日中経済協会は毎年中国へ代表団を派遣し、かつては山東省も訪問した。代表団の再訪を心より歓迎する。山東省外事弁公室とも連携し、企業マッチングを含めた各種活動を全面的にサポートしたい。
2. 省エネ・環境分野での協力継続
  日中経済協会は2006年12月に「日中省エネ・環境ビジネス推進協議会（JC-BASE）」を設立し、山東省を重点地域に位置づけている。現在、山東省は習近平主席の指示を受け、グリーン・低炭素・高品質発展の先行区建設を加速している。引き続き、日本経済界の支援と参加をお願いしたい。
3. 情報交流の強化
  企業ニーズをタイムリーに共有し、オン／オフライン双方でのマッチング商談を組織し、中日企業協力のための的確なサービスプラットフォームを構築したい。
4. 主要な経済貿易交流イベントを相互に支援
  一昨日、大阪で第6回「対話山東－日本・山東産業協力交流会」を開催したばかり。来年7月末にも済南で第7回を開催予定で、日中経済協会の参加をお待ちしいる。協会主催の重要イベントについても情報があれば、山東省貿促会として企業や関係機関の参加を積極的に調整したい。

本件お問い合わせ

日中経済協会業務部（担当：澤津）

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