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今般、中国電子部品産業協会（中国電子元件行業協会; China ElectronicComponents Association: CECA）・古群常務副理事長一行が2025年6月23～26日にかけて日本の電子部品関連企業や関係団体との交流を目的に訪日し、6月25日には華為のご案内により来会し、当協会・髙見澤学理事以下で歓迎しました。

CECAは、1988年に設立された全国規模の業界団体で、会員企業は1,000社超、電子情報関連団体では最大規模を誇ります。

来会した李鋒副秘書長のご紹介によれば、CECAには16の分科会、秘書処直轄部門として情報センターと標準管理部が設置され、さらに科学技術委員会、標準化工作委員会、専業委員会の3委員会が横串で機能し、周波数制御・圧電器標準化委員会の事務局も秘書処内に設置されており、電子部品の国際標準化活動で中心的役割を担っているということです。

また、任期5年の理事会は、現在は第9期に当たり、理事企業のうち5社が輪番制で毎年会長職を交代し、約30社の副理事長企業が協会運営を補佐する体制で、理事クラスは中国電子部品市場を牽引する中核企業が占めており、政策提言や標準づくりにも実務的重みを与えているということでした。

CECAには、多くの日本企業も加盟しており、中国市場へ現地法人や製造拠点等を展開しています。一行の今回の訪日目的は、日中間における経済交流の現状を把握し、将来的に日本企業が中国での事業展開をより一層促進できるよう、知見を深めたいということで、中国電子部品市場の現状と課題を中心に様々な角度から意見交換をいたしました。