【表敬報告】青島市城陽区・呂鵬党委書記一行(6/20)
2025/06/20 掲載
青島市城陽区・呂鵬党委書記一行が日本の関係先とのビジネス交流を目的に来日されました。6月20日の当協会来訪に際しては、業務部にて歓迎するとともに、「銀髪経済(高齢者関連ビジネス)」を中心に、今後の日中経済交流の計画について紹介を受けました。
<来会メンバー>
呂 鵬 青島市城陽区党委書記
管 鑫 青島市城陽区商務局党委書記兼局長
苟志宏 青島市城陽区工業信息化局党委書記
欒慧穎 青島市城陽区上馬街道党工作委員会書記
<来会メンバー>
呂 鵬 青島市城陽区党委書記
管 鑫 青島市城陽区商務局党委書記兼局長
苟志宏 青島市城陽区工業信息化局党委書記
欒慧穎 青島市城陽区上馬街道党工作委員会書記
■ 呂鵬書記ならびに管鑫局長からの主な紹介内容
城陽区は青島市の対外経済交流の中心拠点。改革開放初期、山東省で最初の韓国系企業が城陽区に進出して以降、日韓企業との結び付きが強まり、現在でも在住する日韓ビジネス関係者は約400人、進出企業は400社超に達する。とりわけ製造業規模が一定以上の日本企業は12社、貿易・サービス系を含めると日系企業全体で143社が活動しており、城陽区は青島市における日韓投資の「窓口」として機能している。
区政府の重点は2点に集約される。第1に、さらなる日韓資本の誘致である。製造、貿易、サービスいずれの形態でも新規投資を歓迎する。第2に、域内企業の対日輸出入拡大である。城陽区企業の製品を日本市場へ送り込み、日本側の優良商品・技術を取り込むことで双方向貿易を強化したい。
現在、両国企業を結び付けるプラットフォームとして業界団体との連携を進めており、具体的には「銀髪経済(高齢者関連ビジネス)」を突破口に共同事業を構想中。既に城陽区政府は日本側団体と初期協議を終えており、本年中に商談会を青島で開催する方向である。これは青島市外事弁公室も後押ししている。
中国の高齢化率は23%に達し、銀髪経済は巨大市場として立ち上がりつつある。住宅市場の構造転換も相まって、医療・介護・康養(ウェルネス)を組み込んだ不動産開発が重要テーマとなる。日本の先行事例は中国側にとって学ぶべき模範となり、双方がWin-Winの形でビジネスモデルを構築できる領域である。
加えてメディカルケア分野では、日本の健診・診断・美容医療への中国人需要が大きい。青島のような中心都市に日系の先進医療拠点を設ければ、両国のコストと時間を節減できる。すでに城陽区内には体外診断機器など医療機器企業が複数進出しており、関連産業クラスター形成の機運が高まっている。
区政府の重点は2点に集約される。第1に、さらなる日韓資本の誘致である。製造、貿易、サービスいずれの形態でも新規投資を歓迎する。第2に、域内企業の対日輸出入拡大である。城陽区企業の製品を日本市場へ送り込み、日本側の優良商品・技術を取り込むことで双方向貿易を強化したい。
現在、両国企業を結び付けるプラットフォームとして業界団体との連携を進めており、具体的には「銀髪経済(高齢者関連ビジネス)」を突破口に共同事業を構想中。既に城陽区政府は日本側団体と初期協議を終えており、本年中に商談会を青島で開催する方向である。これは青島市外事弁公室も後押ししている。
中国の高齢化率は23%に達し、銀髪経済は巨大市場として立ち上がりつつある。住宅市場の構造転換も相まって、医療・介護・康養(ウェルネス)を組み込んだ不動産開発が重要テーマとなる。日本の先行事例は中国側にとって学ぶべき模範となり、双方がWin-Winの形でビジネスモデルを構築できる領域である。
加えてメディカルケア分野では、日本の健診・診断・美容医療への中国人需要が大きい。青島のような中心都市に日系の先進医療拠点を設ければ、両国のコストと時間を節減できる。すでに城陽区内には体外診断機器など医療機器企業が複数進出しており、関連産業クラスター形成の機運が高まっている。
ベイエリア・都市・活力・城陽 (2025-06-20 ・ 6384KB) 上記パンフレットの一括ダウンロードはこちらです。 |
本件お問い合わせ
日中経済協会業務部(担当: 金子)
☏ 03-5545-3113
✉ miho.kaneko@jc-web.or.jp