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一般財団法人日中経済協会
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2024年度開催報告

2024/9/27 更新

日中経済協会は、国家発展改革委員会国際合作中心、蘇州市、蘇州高新区管理委員会との共催により、江蘇省蘇州市にて「日中グリーン技術交流会」を開催し、関係者167名(日本側:21社・50名、中国側:34社・117名)が出席しました。日本側からは、経済産業省、在中国日本国大使館、中国側からは国家発展改革委員会からの来賓をお招きしました。

午前の交流会では日中双方から12社(日本側:7社、中国側:5社)の省エネ・環境企業代表から技術プレゼンが行われると共に、午後はマッチング商談会が展開されました。
交流会後は、蘇州希倍優水素能源科技、青苔国際工業設計村(及び菱感能源科技のエネルギーステーション)の企業考察を行うと共に、顧海東蘇州市常務副市長との懇談会が開催され、交流会の成果などについて幅広い意見交換がなされました。

本交流会は実務交流を重視し、また毎年日中双方で交互に実施をする「日中省エネ・総合フォーラム」に向けた案件形成の一層の推進のために2016年から始めた取組で、今回はコロナ禍を経て5年ぶりの完全対面開催となりました。
  • 時期:2024年9月27日(金) 9:00~18:00
  • 会場:蘇州日航飯店(江蘇省蘇州市虎丘区長江路368号)
  • 主催:日中経済協会、国家発改革委員会国際合作中心、蘇州市、蘇州高新区管委
  • 指導:経済産業省、国家発展改革委員会
  • 実施:蘇州市発展改革委員会、蘇州市商務局、蘇州市生態環境局
  • 規模:167名(日本側:21社・50名、中国側:34社・117名)

1.代表者挨拶

崔洪運・国家発展改革委員会資源節約・環境保護司生態文明建設協調処長

 中日省エネ・環境協力は急速に発展。日本には先進的な技術と管理経験があり、中国の市場は巨大な潜在力を有しており、両国は補完関係が強く、市場需要は広範。過去16回にわたる「中日省エネ・環境総合フォーラム」には、累計で12,000名以上の代表が参加し、参加企業は1,000社を超えた。両国は60以上のテーマに亘り交流と討論を行い、430件の協力プロジェクトが調印された。フォーラムは日中両国の経済貿易交流の重要なプラットフォームとして、省エネ・環境協力を推進し、両国の健全な関係の発展に大いに寄与している。
 両国首脳間による中日グリーン低炭素発展協力に関する合意を具体化し、「中日省エネ・環境総合フォーラム」の深化を図るため、今般、蘇州に集い、地域経済の質の高いグリーン発展を共に支援する。今月19日には、北京で「第3回中日カーボンニュートラル政策対話」が成功裏に開催され、我が委員会と経済産業省資源エネルギー庁の幹部が会議を共催した。会議では、中日双方が実務協力の深化と多層的交流の拡大について一致した。本日も、多くの企業が出席し、多くの優れたプロジェクトが持ち込まれている。今回交流会が成功し、双方の企業が成果を得て充実した結果を収めることを期待している。

邱愛軍・国家発展改革委員会国際合作中心副主任

 蘇州で今回の交流会を開催することには特別な意味があり、蘇州での「中日グリーン技術交流会」は今回、2019年10月以来2回目の開催となる。今年、ポストコロナ時代の最初の交流会は蘇州から再出発し、新たな中日協力の姿を再び感じることができた。
 国際合作中心は、国家発展改革委員会の国際協力プラットフォームとして、常に高水準の対外開放を支援してきた。歴代「中日省エネ・環境総合フォーラム」で、蘇州は複数の協力プロジェクトを締結し、家電リサイクル、土壌汚染および地下水の浄化、電力などの分野をカバーしている。私たちは本フォーラムを通じて、多くの日系企業が蘇州に次々と生まれ、根付き、成長していく過程を目の当たりにし、蘇州が「日資高地」として成長するのを見守ってきた。
 本交流会において中日双方が最新の発展政策と動向を十分に交流し、チャンスを共有し、蘇州でより質の高い協力が生まれ、11月の第17回フォーラムでの署名に結びつき、中日グリーン発展協力を新たな段階へと推し進めることに期待している。

金暁虎・蘇州市人民政府副秘書長

 蘇州市は中国本土の1%の人口で、経済総量の2%、工業付加価値の3%、実際利用外資の4%、上場企業の5%、そして輸出入の総額の6%に貢献している。古今が交錯するこの地点で、蘇州は新しい発展理念を深く実行し、グリーンで低炭素の転換を加速し、新しい質の生産力を育んでいる。蘇州は国家の「ダブルカーボン」政策体系に基づき、産業構造、エネルギー構造、運輸構造の転換を加速し、グリーン産業の割合を高めている。2023年末までに、蘇州市の新エネ産業および新エネ自動車産業の生産額は7,500億元を突破した。
 日本は蘇州市にとって第三の外資源国であり、蘇州の対日貿易総額は全国のほぼ10分の1を占めている。蘇州には1,600社以上の日系企業が集積し、これまでに累計で140億ドル以上の日本資本を受けている。世界500強の日本企業47社がここ蘇州に投資し、発展の機会を共にしている。15,000名を超える日本人がここで生活し、仕事をしている。相城区は国家発展改革委員会によって「中日(蘇州)地方発展協力示範区」に指定されているし、蘇州高新区には768社の日系企業が進出している。
 本日の交流会では、日中双方が最新の技術動向と成果を共有し、実務的な商談を行う。企業家が引き続き蘇州を選び、蘇州に根ざし、共にプロジェクト協力と市場プロモーションを行い、Win-Winを享受することを願っている。

堂ノ上武夫・日中経済協会専務理事

 本年11月9日、東京で「第17回日中省エネルギー・環境総合フォーラム」を、5年ぶりの完全対面形式にて開催する。これは両国政府関係者による省エネ・環境分野における新たな協力分野の提案や、両国企業等による具体的なビジネスマッチングなどを通じて、アライアンスの促進を図ろうという官民プラットフォームとして定着している。
 日中経済協会は、2019年にもここ蘇州高新区で本交流会を共催し、その翌年には蘇州の「中日グリーン産業イノベーション協力モデル区」への支援を目的として国家発展改革委員会国際合作中心、蘇州高新区管理委員会、清華大学蘇州創新研究院と協力覚書を締結した。これを成功事例として中国各都市に横展開をしていこうという協力覚書を2021年に国家発展改革委員会国際合作中心と締結するなど、蘇州は、日中協力のモデル的役割を果たしてきた。本日のビジネス交流の成果が、フォーラムにおいて披露されることに期待している。

2.蘇州総合環境発展プロモーション

陸陳軍・蘇州市発展改革委員会副主任

 習近平主席が昨年蘇州を視察。「蘇州は伝統と現代の結合で優れた成果をあげており、歴史文化の伝承のみならず、高度な技術革新と高品質成長も遂げている」と述べた。「未来の発展方向を代表する都市でもある」とも評価した。蘇州の優位性と発展環境について、6つの側面から紹介したい。

(1) 産業基盤:蘇州は多くの産業チェーンの連結点。蘇州は世界クラスの産業支援能力と垂直統合力を持ち、ほぼすべての工業カテゴリーをカバー。16万社の工業企業が集積しており、1,000億元産業が11つ、2,000億元産業が7つ所在。2023年の工業生産高は4.4兆元、工業投資は1,900億元に達し、半径100km以内に全ての産業支援が可能。

(2) ハイレベルなイノベーションエコシステム:現在、200以上の国内外のトップ大学が蘇州でイノベーション協力を行い、過去5年間で1万以上の産学連携プロジェクトを実施。国家レベルのインキュベータ76箇所は全国の都市で第1位。

(3) 地理的優位性:蘇州は中国で最も活気のある長江デルタの核心地域に位置。グローバル市場への迅速な接続と中国の大市場への深いアクセスが可能。上海との連携を積極的に進め、統合交通システムの共同建設を行っている。

(4) 一流のビジネス環境:蘇州は市場を尊重し、専門的な付加価値サービスを提供。企業支援ネットワークを構築し、政府と企業の対話、連携制度を実施。また「一件の事を一度に処理する」サービスを充実させ、「一件の事を解決する」から「一連の事を解決する」へと進めている。

(5) 広範な開放空間:蘇州はシンガポール、ドイツ、日本など多くの開放プラットフォームを持ち、40年以上にわたって開放と包容の精神を貫いてきた。累計実際使用外資の1,630億ドル超は全国でも上位。外資企業は1.8万社を超え、世界でもトップクラスの企業が数多く進出している。

(6) 多様な都市の魅力:蘇州は「姑蘇城、半部江南詩」と称される美しい江南の都市。唐代の詩人張継によって描かれた風景が今も残る。蘇州には古城の生活、モダンな都市の風貌、自然と共生するエコシステムなど多様な魅力が共存している。

 時が流れても河は絶えず流れるように、蘇州はこれからも前進を続け、新しい発展の機会を捉えていく。皆様が蘇州を訪れ、投資し、ビジネスを展開することを心から歓迎したい。
上記スライドの一括ダウンロード(PDF)はこちらです。

3.企業プレゼンテーション

【日本】大金(中国)投資有限公司「節能減排 緑色低炭」
【日本】みずほ銀行(中国)有限公司「中国のグリーン・低炭素発展にともに挑む。ともに実る。」
【日本】川崎重工管理(上海)有限公司「川崎能源装備科技(山東)有限公司のご紹介」
【日本】アズビル株式会社「見える化を活用した省エネ・低炭素化促進実践」
【日本】北京康肯環保設備有限公司「会社紹介、脱炭素化と省エネルギー化」
【日本】高砂建築工程(中国)有限公司「以環境革新,開創地球未來」
【日本】SMC自動化有限公司「SMC介紹及気動節能理念」
【蘇州】菱感能源科技(蘇州)有限公司「低炭素総合エネルギー事業の紹介」
【蘇州】清華蘇州環境創新研究院「グリーンテクノロジーのご紹介」
【蘇州】固徳威技術股份有限公司「会社案内」
【蘇州】蘇州高新緑色低炭科技産業発展有限公司「会社紹介」
【蘇州】協鑫(集団)控股有限公司「協鑫緑色サービス紹介」
「以環境革新,開創地球未來」
「低炭素総合エネルギー事業の紹介」
「グリーンテクノロジーのご紹介」
「協鑫緑色サービス紹介」

4.マッチング商談会~中国側参加企業

蘇州高新区(18社)
・蘇州博洋化学股份有限公司
・愛環呉世(蘇州)環保股份限公司
・精効懸浮(蘇州)科技有限公司
・蘇州雲白環境設備股份有限公司
・卡楽電子(蘇州)有限責任公司
・蘇州同和資源綜合利用有限公司
・蘇州淡旭能源科技有限公司
・瀚能(蘇州)節能科技有限公司
・蘇州浜特爾水処理有限公司
・萊克電気股份有限公司
・蘇州高新科技成果転化有限公司
・蘇高新現代服務業招商中心有限公司
・蘇州蘇高新数字経済産業発展有限公司
・蘇州高新緑色低碳科技産業発展有限公司
・蘇州高新産業招商中心有限公司
・蘇州国溯科技有限公司
・蘇州久征水務科技有限公司
・固徳威技術股份有限公司
相城区(5社)
・工芸沖圧(蘇州)有限公司
・蘇州希倍優氫能源科技有限公司
・江蘇華工新能源技術有限公司
・菱感能源科技(蘇州)有限公司
・蘇州礼昂水処理工程設備有限公司

工業園区(11社)
・協鑫(集団)控股有限公司
・蘇州中鑫新能源有限公司
・中新蘇州工業園区緑色発展有限公司
・守越環境工程(蘇州)有限公司
・蘇州新坤遠環保技術有限公司
・中新旭徳新能源(蘇州)有限公司
・蘇州義然特環境科技有限公司
・蘇州首拓信息科技有限公司
・蘇州依斯倍環保装備科技有限公司
・派愛節能諮詢評価(蘇州)有限公司
・蘇州富焓節能科技有限公司

5.企業考察

蘇州希倍優水素能源科技有限公司

2021年7月に設立。アルカリ水電解水素製造設備の研究開発、設計、生産、販売を中心に、水素製造ソリューションを提供。蘇州に現代化本部を建設し、総面積は38,000m22、30,000m2の先進的な生産加工現場、6,000m2の標準化事務所、2,000m2のハイエンド研究開発実験室を営む。2024年、希倍優水素エネルギーの内蒙古基地、陽江基地が正式に竣工。将来はさらに地域生産能力や低コスト運営能力を拡大し、持続的にハイエンド技術革新を推進していく。

青苔国際工業設計村

「中日(蘇州)地方発展協力モデル区」というプラットフォームの優位性を活用し、相城区が進めている「ダブルセンター」の需要に応じて、生態系保護を優先課題とし、現地の状況に応じた措置を講じ、都市建設を推進すると同時に水環境への考慮を念頭に置き、機能配置の革新を図っている。工業デザインの新たな集積地、文化・観光・消費の新ランドマークと都市生活の新モデルの構築を目指す。敷地面積は535ムーで、相城区、姑蘇区と虎丘区の境目に位置する。

※現地配布資料です。
※現地配布資料です。

青苔国際工業設計村内のエネルギーステーション(菱感能源科技プロジェクトサイト)

青苔国際工業設計村一期の地下1階に設置されており、機械室の機能区分として冷房機械室、ボイラー室、配電盤室および制御室などで構成。総面積約2,000m2。本ステーションの計画供冷総装置容量は21MW、供熱総設備容量は約14MWであり、磁気浮上、高圧遠心機、熱源タワー、真空熱水機などの高効率主機設備を採用し、設計された総合冷却効率は5.2に達する。なお、このエネルギーステーションを供する菱感能源科技(蘇州)有限公司は、三菱重工業が2021年1月に蘇州で設立した、長江デルタ地域向け地域総合エネルギー事業戦略プラットフォーム企業。

【参加案内】日中グリーン技術交流会(9/26-27・蘇州)→終了しました。

  • NEW 2024/09/27 開催報告を掲載しました。
  • 2024/09/15 企業考察の訪問先2社を掲示しました。
  • 2024/09/06 参加申し込みページはこちらです(〆切:9月13日(金))。
    https://jcpage.jp/jcevent/op/373
  • 2024/09/06 初版掲載。このページには本交流会の最新情報を掲示しております。
※終了しました※

第17回となります「日中省エネルギー・環境総合フォーラム」を11月中に東京で開催すべく、現在、両国間で最終調整を行っております。

例年、本フォーラムに先立ち、中国地方都市にて技術交流会を実施しておりますところ、今般中国側から下記のとおり、9月26日(木)~27日(金)に蘇州市での開催意向が示されました。現在中国側と最終協議を行っている部分もありますが、時期も迫っておりますので、まずは概要を御案内申し上げます。

日中経済協会/JC-BASE事務局といたしましても、本会を実りあるビジネス交流の機会とし、11月のフォーラム本番に弾みをつけるべく準備を進めて参る所存ですので、各位におかれましては、ビジネスマッチングの促進・情報収集等の場として是非、本交流会に御参加くださりますよう、お願い申し上げます。
1. 時 期:2024年9月26日(木)~27日(金)
2. 会 場:蘇州日航飯店(江蘇省蘇州市虎丘区長江路368号) ※完全対面形式
3. 主 催:日中経済協会、国家発改革委員会国際合作中心、蘇州市、蘇州高新区管委
  指 導:経済産業省、国家発展改革委員会
  実 施:蘇州市発展改革委員会、蘇州市商務局、蘇州市生態環境局
4. 規 模:150名程度(中国側:90名、日本側:60名)
5. 進 行:午前は日中同時通訳、午後の商談会は必要に応じて通訳を帯同ください。
6. 参加費:無料 ※現地集合・現地解散、旅費及び滞在費は自己負担です。
7. 申込み:https://jcpage.jp/jcevent/op/373 (〆切:9月13日(金))
 ※最新の準備状況は、本ページに随時掲示する予定です。
 ※申込後の確認メールに、企業紹介文等提出のお願いが記載されております。
 ※日本から本交流会に参加いただくには、渡航ビザ取得済み等が前提となります。

日程(案) ※2024/9/6現在

◆ 9月26日(木)
 午後~ 受付
 夜 参加者向けビュッフェを検討中

◆ 9月27日(金) 日中グリーン技術交流会 ※オンライン配信はありません。
  9:00~ 9:05 開会
  9:05~ 9:30 代表者挨拶
  1) 国家発展改革委員会
  2) 在中国日本国大使館(予定)
  3) 国家発展改革委員会国際合作中心
  4) 蘇州市
  5) 日中経済協会
  9:30~ 9:45 蘇州市プロモーション(省エネ・環境事業の取組等)
  9:45~10:35 日本側企業プレゼンテーション
 10:35~11:25 中国側企業プレゼンテーション
 11:30 閉会
 11:30~13:30 ワーキングランチ
 13:30~15:30 マッチング商談会
  ※日本側が予め着席、中国側が交流する日本企業を選ぶスタイル想定。
  ※通訳は各社にて帯同してください。
 15:30~17:30 企業考察(訪問先検討中)
 夜 現地主催招宴を検討中

企業考察予定先(2社)のご紹介

NEW 2024/09/15 追加

中国側主催者と調整の結果、下記の2社の訪問を予定します。中文原文に和文仮訳を併記します。なお、いずれも蘇州市相城区に所在します。

一、苏州希倍优氢能源科技有限公司
  苏州希倍优氢能源科技有限公司成立于2021年7月,注册资本1000万元,位于苏州市相城区黄埭镇春秋路68号,是国内首批提供大标方碱性水电解制氢设备的企业之一、具备成套系统生产能力,自主研发创新能力的科技型企业。公司现已形成P、C、D三大系列制氢系统产品矩阵,可为化工、交通、半导体、新能源等不同行业提供现场制氢解决方案。公司先后入选上海市社会团体单位、SNEC氢能产业联盟盟主会员单位、碳中和绿色品牌影响力共建单位等,公司最新研究成果“1400标方碱性水电解制氢设备”被评选为双碳科技创新典型案例,并荣获势银2022年度新锐奖。黄埭项目2023年6月项目竣工投产,总投资5000万元,其中设备2000万元,建成后年生产水电解制氢设备200台套。

(AI参考仮訳)蘇州希倍優水素エネルギー科技有限公司
 2021年7月設立、登録資本金1,000万元。所在地:蘇州市相城区黄埭鎮春秋路68号。国内初の大規模のアルカリ水電解装置を提供する企業の1つであり、一貫したシステム生産能力と自主開発・革新能力を持つ技術型企業。
 現在、同社はP、C、Dの3シリーズの水素製造システムを製造しており、化学工業、交通、半導体、新エネルギーなどの異なる産業向けに現地での水素製造ソリューションを提供可能。
 同社は、上海市社会団体、SNEC水素エネルギー産業アライアンスの盟主会員、カーボンニュートラルグリーンブランド影響力共創ユニットなどに次々と選出された。また、同社の最新研究成果である「1400標準立方メートルアルカリ水電解水素製造装置」が、ダブルカーボン技術革新の典型的なケースとして評価され、「銀2022年度新進気鋭賞」を受賞。
 同社の黄埭プロジェクトは2023年6月に竣工し、総投資額は5,000万元(うち設備投資2,000万元)。竣工後は年間200台セットの水電解水素製造装置を生産予定。


二、菱感能源科技(苏州)有限公司
  2020年,三菱重工空调系统(上海)有限公司所属的综合能源业务平台(菱感能源)与苏州相城区人民政府就综合能源业务达成战略合作,成立三菱重工智慧能源创新中心,并于2021年初成立了创新中心运营主体菱感能源科技(苏州)有限公司。
  菱感能源科技(苏州)有限公司运营以来扎根相城,在苏州地区落地多个综合能源站项目,三年时间里已接连成功开发投资、规划建设青苔国际工业设计村能源站、数字金融产业园能源站、苏相合作区示范站、澄月路区域能源站等多座综合能源站项目。青苔国际工业设计村能源站设置于青苔国际工业设计村一期工创市集地下一层,机房功能区分为制冷机房、锅炉房、配电柜和控制室,总面积约2000平方米。能源站规划供冷总装机21MW,供热总装机约14MW,采用磁悬浮、高压离心机、热源塔、真空热水机等高效主机设备,设计综合制冷能效比将达到5.2。能源站采用菱感能源自研的智慧能源管控平台、优化控制算法等先进IT技术,可实现能源机房和用户末端的远程巡检、自动控制、数据分析和智能寻优。实行“线上+线下”相结合的运维模式,大幅提升能源站的智能化运行和管理水平,减少现场值班运维人工成本。

(AI参考仮訳)菱感エネルギー科技(蘇州)有限公司
 2020年、三菱重工空調系統(上海)有限公司の包括的エネルギービジネスプラットフォーム(菱感エネルギー)と蘇州相城区人民政府は包括的エネルギービジネスに関する戦略的協力を締結し、三菱重工スマートエネルギーイノベーションセンターを設立。その後、2021年初めにイノベーションセンターの運営主体として菱感エネルギー科技(蘇州)有限公司を設立した。
 同社は運営開始以来、相城区に根ざし、蘇州地域で複数の包括的エネルギーステーションプロジェクトを展開。運営開始から3年以内に、青苔国際工業デザイン村エネルギーステーション、デジタル金融産業パークエネルギーステーション、蘇相合作区モデルステーション、澄月路地域エネルギーステーションなど、多くの包括的プロジェクトを次々と成功裏に開発。
 青苔国際工業デザイン村エネルギーステーションは、青苔国際工業デザイン村一期工創市場の地下1階に設置されており、機械室の機能区分として冷房機械室、ボイラー室、配電盤室および制御室がある。総面積約2000平方メートル。このエネルギーステーションの計画供冷総装置容量は21MW、供熱総設備容量は約14MWであり、磁気浮上、高圧遠心機、熱源タワー、真空熱水機などの高効率主機設備を採用し、設計された総合冷却効率は5.2に達する。
 エネルギーステーションは、自社開発のスマートエネルギー管理プラットフォームと最適化制御アルゴリズムなどの先進的なIT技術を使用し、エネルギー機械室およびユーザーの末端の遠隔巡回点検、自動制御、データ分析およびインテリジェントな最適化を実現することが可能。「オンライン+オフライン」を組み合わせた運用保守のモードを採用しており、エネルギーステーションのスマートな運用および管理レベルを大幅に向上させ、現場での勤務および保守の人件費を削減している。

上記案内の印刷用PDFはこちらから

本件お問い合わせ

日中経済協会業務部/JC-BASE事務局(担当:澤津・上原)
 TEL: 03-5545-3113
 naoya.sawazu[at]jc-web.or.jp ※[at]は@に変換ください。
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