日本側・日中長期貿易協議委員会 省エネ等技術交流促進部会と中国側・中日長期貿易協議委員会・省エネ環境保護技術合作分会(事務局は商務部対外貿易司)は、省エネ・環境ビジネスの拡大・促進の為の対話の場として、第1回日中省エネルギー・環境総合フォーラム(2006年)以来、同フォーラムにおける分科会の形で毎回定期交流会を行っております。2017年12月24日に東京にて開催された「第11回日中省エネルギー・環境総合フォーラム」に合わせ、「日中長期貿易分科会」として第11回定期交流会を実施しました。
今年は昨年に続き、海水淡水化や汚水・汚泥処理処置を含む水処理のスマート化を主題にプレゼンテーションを行い、日本側からはIOTを活用した水処理システムや次世代膜・ろ過処理の紹介等が行われ、中国側は主に海水淡水化政策や事例の紹介、汚水処理場の現状や展望等について紹介し、具体的なビジネス展開に向け知見と技術の共有を図りました。
分科会終了後には辻堂浄化センター、ウォータープラザ北九州、海の中道奈多海水淡水化センター(まみずピア)、和白水処理センターへの視察を実施しました。また北九州市との共催により省エネルギー環境ソリューションのPRやプロジェクトマッチングの場として視察団と北九州市企業との交流夕食会を開催しました。