日中長期貿易協議委員会は、石炭取引をベースに、省エネ・環境をはじめとするプラント･技術等の技術交流及び取引に関する枠組みづくりを行っています。

  汚水・汚泥処理及び廃棄物処理等に関する専門家からなる「日中環境技術交流訪中団」を3月8‐11日の日程で派遣しました。現場視察や企業訪問を行ったほか、中国の省エネルギー・環境保護に関する有力企業との交流会「日中環境技術交流プレゼンテーション」を開催しました。
  中国の中華全国工商聯合会「環境服務業商会」（会長：潘文堂北京首創股份有限公司総経理）と協力し、日中の新たな協力パートナーを生み出す活動として企画されました。北京市で開かれた交流会には、日本側が環境機器を取り扱うプラントメーカーのエンジニアや海外担当者など合わせて42名、中国側が各地のプロジェクトを主管する大手環境企業等を中心に約100名が参加した。日本の企業9社が順次プレゼンテーションを展開する一方で、会場では個別交流会が終日にわたり開かれ、参加者は今後の具体的な商談に向けた意見交換を繰り広げました。
  一行は、北京桑徳集団、通用技術諮詢顧問有限責任公司などを訪問し、中国側のニーズをヒアリングしたほか、プレゼンテーションを行いました。