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吉林省経済貿易交流会開催報告

 

吉林省経済貿易交流会開催報告

吉林省経済貿易交流会開催報告
 
  2012年4月6日午前、吉林省人民政府主催により、日本―中国吉林省経済貿易交流会が東京で行われ、吉林省王儒林省長が、吉林省の経済開発の可能性及び日本企業との協力の促進について講演を行った。本レポートでは、交流会の冒頭で行われた程永華中国駐日本国特命全権大使、及び岡本巖日中経済協会理事長・日中東北開発協会副会長による挨拶の要旨を併せて紹介する。
  交流会では、日本企業を代表して、横田博住友商事中国有限公司長春分公司総経理が吉林の投資環境と現在の投資状況を紹介。中日双方は19の協力案件の調印も行った。今回来日した吉林代表団は、省政府代表に加え、省内各市の10ヵ所の開発区と34社の企業の代表ら120人で編成され、日本企業と商談を行ったほか、宮城県、鳥取県、大阪府、京都府、東京都を訪問した。

程永華中国駐日大使 挨拶要旨
   
・中国東北の旧工業地帯の一つである吉林省は、工業基盤が盤石であり、物産・資源が豊富で、多くの日本企業が投資して発展をとげ、双方の経済・貿易などの分野の協力で大きな成果が上がっている。2009年8月、中国国務院は「中国図們江地域共同開発計画要綱」の実施を承認し、「長吉図〈長春、吉林両市の一部と図們江地区をさす〉開発開放先導区」の建設をうち出した。これにより吉林省は経済・社会の発展の新段階を迎えるとともに、新しい時代における吉林省と日本の経済・貿易協力拡大、深化の新たな領域が開かれている。

・今年は中日国交正常化40周年と「中日国民交流友好年」に当たっており、吉林省と日本各界が交流、協力を強化し、両国の経済・貿易分野の協力の新しいハイライトを造り、中日友好協力事業に新たな貢献がなされるよう希望する。

岡本巖日中経済協会理事長・日中東北開発協会副会長 挨拶要旨
   
・第12次5カ年計画では、東北振興政策は地域発展戦略の一つとして位置付けられ、特に吉林省の「長吉図開発開放先導区」は、国家戦略としての取り組みが実施されている。その主要方針は、①重要な食糧基地としての現代農業の強み、②総合交通運送システムの整備、③省エネ・環境などからなる。
・自動車や鉄道車両、食糧関係において、日本企業が長春へ進出するケースが目立ち、吉林省では対外輸送ルートの整備が進められている。今回の交流会を通じて、日本と吉林省の経済交流がさらに一層拡大することを期待する。

王儒林省長 講演要旨
 
「長吉図開発開放先導区の設立に伴い、自動車、石化、農産物加工、
装備製造、電子情報産業の分野において、技術提携を強化」
   
・吉林省は、中国の重点工業基地及び農業地帯であり、豊富な自然資源及び環境に恵まれている。鉱物は115種類が探知されており、オイル・シェール、珪藻土、ニッケルなどの埋蔵量は中国でも上位に位置する。アルプスと北カフカス地区と並ぶ水源を有し、朝鮮人参の生産高は中国の85%、世界の70%を占める。経済成長は8年連続12%以上を保持。2011年はGDPが10億元のボーダーを突破し、13.7%増となった。
 
 
 
 
 
 
 
 
  長吉図開発開放先導区では、自動車生産、石油化学製品及び農業加工製品の生産基地の開発を進めている。
  11年の吉林省の自動車年産台数と販売台数は、それぞれ256万台と260万台。15年の自動車生産台数400万台及び製品の現地化率50%達成を目指している。
  11年の食糧生産高は3171万トンで史上最高。
日本と吉林省の11年の貿易額は31.3億ドルで対前年比14.7%の伸び。吉林省における日本企業数は243社で累計の投資額は7.5億ドルである。吉林省に投資している63の国と地域の中では企業数と実行ベースの投資額において、それぞれ3位と6位である。
  11年に、長吉図―東北アジア区域間においての輸出入の窓口として、長春興隆総合保税区を開設。同年に新潟―ロシア・ザルビノー吉林・琿春航路の運航が開始され、今後より多くの日系企業の興隆総合保税区への進出により日中双方の発展促進を期待する。
  省エネ・環境の分野において、吉林省は日系企業と共同で、汚水処理や灌漑による利水の技術提携を進めている。今後は、省エネ、汚染対策、特にゴミ発電、牧畜のし尿処理、土壌改良、製鉄所及び化学工場の排ガス対策などの面を推進したい。
 
 
 
  文化・観光業においても、日本企業との協力提携を推進したい。吉林省は、既に吉林アニメーション学院を創設し、中国初の吉林省アニメ集団が日本企業との協力を探究し、交流を促進中。
  また、吉林省の豊かな景勝地と史跡を利用し、観光産業も促進。特に、長白山は中国東北地方の最高峰として国際A級自然保護区として、国連の世界生物圏保護区ネットワークに入っている。リゾート地や高級ホテルの建設を計画し、吉林省を東北アジア地区屈指の観光地にするべく、観光業での双方向な協力関係を強化する。
 
・吉林省は豊富な資源(技術、文化、人材、エネルギー、土地など)があり、発展の可能性が高いため、日本企業とさらに協力関係を強めることで、win-win 関係が実現されることを期待する。
 
 
吉林省経済貿易交流会 調印プロジェクト
                                                                           (日中東北開発協会まとめ)
   
 1.
 
長春市西新板ガラス自動車ガラス製造プロジェクト
調印者:日本板硝子㈱、長春西新経済開発区
 2.
 
長春市西新サンデン自動車エアコン製造プロジェクト
調印者:サンデン㈱、長春西新経済開発区
 3.
 
延辺州太陽発電電池プロジェクト
調印者:JANB㈱、琿春辺境経済合作区管理委員会
 4.
 
長春市ゼロム環境保護技術移転プロジェクト
調印者:㈱ゼロム環境エンジニアリング、東北亜国際交流中心
 5.
 
吉林市磐石プロバイオティクス生産プロジェクト
調印者:日生バイオ㈱北海道研究所、吉林修元薬業有限公司
 6.
 
四平市10万セット自動車内装部品プロジェクト
調印者:西濃化成㈱、公主嶺経済開発区管理委員会
 7.
 
四平市10万セット乗用車内装部品プロジェクト
調印者:伸栄商事㈱、公主嶺経済開発区管理委員会
 8.
 
四平市140万個自動車内装部品プロジェクト
調印者:伸栄商事㈱、公主嶺経済開発区管理委員会
 9.
 
四平市デジタルクリエイティブ産業公共技術サービスプラットホームプロジェクト
調印者:天外娯楽㈱、四平年年文化伝媒有限公司
 10.
 
四平市10万セット自動車ランププロジェクト
調印者:東海化成工業所、公主嶺経済開発区
 11.
 
松原市高効率バイオ有機肥料合作プロジェクト
調印者:中部環境技術㈱、吉林華中緑色生態農業集団
 12.
 
松原市ニプロガラス製品二期プロジェクト
調印者:ニプロ㈱、長嶺県天然気開発利用工業園区
 13.
 
長春市宝石・ファッションのフランチャイズ経営プロジェクト
調印者:CCダイヤモンドグループ㈱、吉林華源国際実業有限公司
 14.
 
松原市日本料理店チェーン機構プロジェクト(三者契約)
調印者:㈱トリドール、アスリート㈱、吉林三華農牧業集団
 15.
 
白山市年産4万トン濾過助剤二期拡張工事プロジェクト
調印者:昭和化学工業㈱、吉林延通鉱業有限公司
 16.
 
吉林市日新電機2万台高低圧電器品拡張プロジェクト
調印者:日新電機㈱、吉林市船営区
 17.
 
長春市凈月総合タウン建設プロジェクト
調印者:丸紅㈱、長春市凈月経済開発区
 18.
 
長春市ハイテク伊藤忠丸紅自動車用鋼材加工プロジェクト
調印者:伊藤忠丸紅鉄鋼㈱、長春市高新技術産業開発区
 19.
 
四平市日本タングステン年産200トン・タングステン・モリブデン製品プロジェクト
調印者:日本タングステン㈱、四平環球タングステン・モリブデン製品有限公
   
 
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