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【参加報告】天津健康養老産業訪日視察団交

 

【参加報告】天津健康養老産業訪日視察団交流会

【参加報告】天津健康養老産業訪日視察団交流会
 
2014年11月、天津工商業聯合会、民政局は、健康・シルバー産業関連企業とともに天津健康養老産業訪日視察団(団長:田崗・天津市外経貿企業対外発展促進会秘書長)を派遣しました。一行は関連企業訪問とともに、当該分野におけるビジネス関係を深化を目的に天津健康養老産業訪日視察団交流会を開催しました。

主催者によれば、近年、中国では健康・シルバー産業が急成長しており、60歳以上の人口は2013年に2億人を超え、今後毎年1,000万人ずつ増加し、2025年には3億人を超える見通しであることから、世界最大の高齢者市場規模になることが確実視されています。

また、中国当局は保険制度の実現、福祉施設の整備を進めており、同時に民間・外資資本の健康・シルバー産業への参入規制緩和など、民生重視の政策を打ち出していることから、健康・シルバー産業市場は有望であると見込まれています。

こうした中国シルバー産業動向の重要性に鑑み、日中経済協会としても本交流会を後援いたしましたので下記に概況を報告します。
   
会議の概要
日時  2014年11月19日(水)14:00~16:30
会場  アルカディア市ヶ谷 私学会館
主催  日本天津経済発展促進会
共催  天津市工商業聯合会、国家級中国天津西青開発区、天津市南開区民政局
後援  日中経済協会、日本商工会議所
 
田崗団長挨拶
天津市の2013年末時点の60歳以上人口は200万人、これは全人口の20%を占め、北京、上海に次ぐ、第3位。内訳は、~65歳129万人、~80歳28.68万人。今日は359名/日の速度で高齢者数が増加。2030年までに天津市の60歳以上の戸籍人口は330万人に到達すると予測。

これに対して、市全体の養老施設は、2012年時点で318箇所(ベッド数33,637床、平均18床/1,000人)。2014年には49,458床に増加し、25床/1,000人に。また、ヘルパー数は約2万人、国際基準である「5人に1人」を大幅に下回る。この他に、養老用品も非常に不足しているのが現状。

ある研究機関の調査によれば、2015年、中国の潜在的な養老用品市場は4,500億元で、実に500万人の就労機会を提供できることを示唆。

これほどの市場に民政部門だけでは対応できず、民間資本や海外資本により本市場への投資、参入は不可欠であり、大歓迎とのスタンス。今次訪日を気に健康・シルバー産業分野におけるビジネス交流の深化に期待。
 
蘄秀雲 天津市奥川コンクリート技術有限公司董事長
資本金9,000万元、設備投資約9,000万元。高品質の養老関連施設を作りたい。
 
陳宏斌 天津海天方円省エネ技術有限公司社長
2009年に設立した財政部、商務部認定の省エネ技術のEPC(設計・調達・建設)企業。養老ビジネスに参入し、社会福祉への貢献を検討。
 
劉建国 天津市普家楽養老院院長
鋼材・建材の輸出入、販売が生業だが、今年9月に200床の老人ホームを南開区に開設したばかり。ニーズとして以下。
  1. 養老事業計画の協力
  2. 養老設備及びサービス理念の協力
  3. 認知症入居者管理経験の交流
  4. 入居手続き、制度の整備
  5. 日常用品の生産・使用ノウハウ
  6. 施設の運営及びマーケティング
  7. 入居者向けの娯楽活動のプログラムの交流
 
白宝洋 天津望園養老院院長
3,000平米の図書室、リハビリ訓練室、PCルームなどの提供。機能面の更なる充実を図る。
 
張波 天津煜城投資有限公司董事長
不動産業投資・開発が生業。陽柳庄に80万平米の養老型住宅団地を造成中。日本の施設の設置・運営経験やノウハウを吸収したい。
 
馬友峰 天津中孚国際集団
国有企業集団に所属。輸出入関連が主要業務(輸入:自動車・大麦・鋼材品、輸出:アパレル、電子機器など)。不動産業も展開。現在、72,000平米の養老型集合住宅を開発中。日本の経営ノウハウに関心。
 
中国では、異業種からシルバー産業への参入が増加しつつあります。とりわけ不動産業からの展開が急拡大しています。日本からの資金投入は特に望まれておらず、ニーズは経験やノウハウに集中しているようです。

今次交流会では、当会からもスピーチの機会をいただくなど、中国のシルバー産業協力の積み重ねになったと思います。今後は、こうした交流機会に日本企業の側からのプレゼンテーション機会を設けるなど、協力交流を深化してまいりたいと思います。
 
本件に関するお問い合わせ:
日中経済協会企画調査部 担当:西槙(にしまき)
電話:03-5511-2513
掲載日:2014/11/20
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