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14年度代表団(第40回)

 

2014年度(第40回)日中経済協会訪中代表団 派遣結果概要

2014年度(第40回)日中経済協会訪中代表団 派遣結果概要
 
update: 2014/9/30
 
当協会は、中国国際貿易促進委員会(姜増偉会長)の受け入れにより、第40回目日中経済協会訪中代表団を派遣しました。 
   
1.日程:
 
  • 北京:2014年9月22日~25日
  • 山東(済南・淄博・青島):9月25日~27日(一部団員)
     
2.メンバー:総勢210名
 
  • 団長:張 富士夫 日中経済協会会長、トヨタ自動車名誉会長
  • 最高顧問:榊原 定征 経団連会長、東レ会長
  • 特別顧問:今井 敬 経団連名誉会長、新日鐵住金名誉会長
  • 副団長:大橋 光夫 日中経済協会副会長、昭和電工最高顧問
  • 地方(山東訪問)団長:坂根 正弘 日中経済協会副会長、コマツ相談役 ほか
     
3.中国側面談先:
 
  • 汪洋 国務院副総理
  • 姜増偉 中国国際貿易促進委員会会長
  • 経済関係の中央政府3機関との意見交換
    • 商務部:高虎城部長ほか主要幹部
    • 国家発展改革委員会:朱之鑫副主任ほか主要幹部
    • 工業信息化部:朱宏任総工程師ほか主要幹部
  • 山東省の地方政府機関との意見交換
    • 郭樹清 山東省長
    • 山東省人民政府:夏耕 副省長以下、発展改革委員会、商務庁、環境保護庁ほか、省内17市の担当市長など
    • 淄博市人民政府:徐景顔市長以下、主要幹部
    • 青島市人民政府:張新起市長以下、主要幹部
 
4.北京の結果概要
 
今年の日中経済協会訪中代表団は第40回という記念すべき年であり、総勢210名と過去最大規模のものとなりました。これは中国が目下「全面的な改革深化」を進めつつあるなかで、その進捗状況について直接お話を伺いし、或いは両国関係にはなお難しい問題があるが、戦略的互恵関係の基礎をなす経済関係を具体的に改善していきたいという産業界の期待を反映した結果だと思います。
   
他方、中国側も今回、汪洋副総理との会見が、場所を人民大会堂とし、日本側から70名が参加し(昨年は20名)、時間も1時間半を超えるなど、日中経済関係の改善に強い気持ちを持たれていることを実感しました。
 
今回、中国側との一連の会見、意見交換を通じ、主として以下の4点の印象を強く致しました。 
 
第1は、現在中国が進めつつある経済構造改革の実行によって、中国のマクロ経済が当分の間、従来に比べて多少スローダウンしつつも、中速成長を続けるであろうということについて、確かな手応えを感じました。
 
中国は昨年11月の3中全会決定を踏まえ、目下「全面的な改革深化」を実行しつつあり、その進捗状況と今後の展望について、直接改革をリードしておられる方々と意見交換をさせていただきました。 
 
汪洋副総理から、New Normal(「新常態」)を支える「全面的改革深化」について、関係方面との調整や検証プロセスを踏みながら着実に実行しつつある旨、詳しいお話がありました。すなわち規制改革、行政の簡素化、知財権保護の強化、「法治(法の支配)」等、多岐にわたり中国の改革・開放策の具体化につき紹介いただきました。
 
第2は、改革実行により、中国のビジネス環境が更に改善されようとしているという点です。 
 
本年の上半期における日本から中国への直接投資は大幅に減少していますが、ビジネス関連法制度の安定性と透明性の向上、規制の縮小を含むビジネス環境の更なる改善が実現すれば、日本企業の投資回復も期待できると考えています。
 
 
この点について、先述の知財権保護強化がいまや中国自身のためにも必須となっているので、広州、上海等に知財権の専門高等裁判所を創設すること、10月の「四中全会」において「法治」に関し、重要な決定が行われる予定など、中国側が進めている具体的な取り組みの方向をご説明いただきました。
 
第3に、地域経済連携協定の交渉加速についての積極姿勢を伺うことができました。 
 
現在、日中韓FTA、RCEP等のグローバルな面での交渉が進められています。これらを通じて日中韓、ひいてはアジア各国の企業にとって公正で質の高い投資・貿易環境が整備されることが日本経済界の強い希望です。この旨を明確にお伝えするとともに、中国側の考えをお伺いしました。中国側としても、日中が協力して交渉を推進しつつあるとの積極姿勢のご説明があり、汪洋副総理からは、米中投資保護協定、中韓、中豪FTAの交渉進捗についても言及がありました。 
 
第4に、日中両国が戦略的互恵関係を再確認し、相互信頼関係を回復するために、両国首脳会談が早期に開催されることへの期待を申し上げました。世界の経済大国として、両国首脳が二国間の課題のみならず、グローバルな課題解決のために意見交換し、世界の持続的成長のために貢献する日中協力のフロンティアを大きく拓いていただくことを切望しております。 
 
汪洋副総理をはじめ、会見いただいたすべての方々から、政治外交関係面の経済活動への影響について、憂慮が示されたものの、双方の利益のために日中経済関係を改善しようとの発言や姿勢を明確に感じとることができました。
 
そうしたなかで日中経済協会の積み重ねてきた省エネ・環境をはじめとする交流の蓄積を評価するとともに、更に新型都市化や高齢化等を含む重層的な交流への期待が述べられました。 
   
5.山東省(済南・淄博・青島)の結果概要
   
郭樹清省長、夏耕副省長はじめ、省政府経済部門幹部から、山東省の経済社会発展状況、山東省での日系企業の投資状況の説明を通して、日本との経済交流拡大に対する強い熱意、期待が示されました。
 
12年9月15日の青島での事件について、あらためて遺憾の意が表明され、事後処理状況についての説明がなされました。 
 
淄博(大気汚染の深刻な重化学工業都市。人口430万人)との間では、大気汚染改善協力モデル区覚書に調印しました。中国の切実なニーズと日本の産業界・地方自治体等の知見・技術と交流のモデルケースを目指します。
 
本件に関するお問い合わせ:
  日中経済協会企画調査部  電話:03-5511-2513 
 
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