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安徽省経済貿易交流提携懇談会開催報告

 

安徽省経済貿易交流提携懇談会開催報告

安徽省経済貿易交流提携懇談会開催報告
 
   2012年4月16日午前、安徽省人民政府主催により、安徽省経済貿易交流提携懇談会が東京にて開催され、李斌安徽省長、岡本巖日中経済協会理事長、程永華中国駐日本国大使並びに方西屏安徽省商務庁長、胡学凡安徽省旅遊局長、木川理二日立建機(株)取締役会長、林敏和川崎重工(株)常務取締役、黒澤利彦クボタ(株)執行役取締役が挨拶及びプレゼンテーションを行った。それらの要点を紹介する。
 
 
李斌安徽省人民政府省長

   
  安徽省は対外開放の中で、日本を重要な戦略的協力対象国として注目してきた。2010年には、日本はわが省にとって、2位の投資国となり、貿易総額は30.1億元となった。日本からの本省での投資プロジェクトは、現在401件にのぼり、多くの日本企業が双方の経済交流に貢献している。今回の経済貿易協力懇談会を通じて、安徽省と日本産業界の提携をさらに進化させてほしい。
 
 
程永華中国駐日本国大使

   
  今年は日中国交正常化40周年であり、日中双方は、特に金融・貿易交流と協力に重点を置き、提携関係を強めている。双方の交流を深化し、さらなる理解を深め、共に発展に向けて友好関係を構築していきたい。李斌安徽省長は、このような目的で今回訪日されている。日本経済界の皆さんにぜひこの機会をかりて安徽省をより知って頂きたい。
 
 
岡本巖日中経済協会理事長

   
  日中経済協会は、安徽省を重点協力地域として、様々な協力関係を築いてきた。アジア新興国への貿易投資の拡大は、日中双方の経済発展への重要な戦略の一つである。両国が双方の強みを生かし、弱みを補完しあいながら、双方向での協力を強化することにより、日中の戦略的互恵関係を新たな次元に引き上げることが可能と確信している。日本の経済界の皆さんにとって、この機会が安徽省の魅力についての理解を深め、新たなビジネスの創設に役立つことを願っている。

方西屏安徽省商務庁長―安徽省の優位性産業および重点プロジェクト紹介
 
≪自動車産業≫
・安徽省では、完成車や自動車部品の研究・開発・生産・貿易を一本化した自動車産業システムが形成され、奇瑞などの有名な完成車生産企業や、安凱福田曙光などの有名な自動車部品生産企業の拠点となっている。2011年の安徽省の自動車生産量は117万台だったが、自動車輸出量は全国の27%を占め、中国一となった。新エネルギー自動車の分野においても、生産が急速に発展し、奇瑞のハイブリッド車や電気自動車はその代表である。
・15年までに、完成車400万台、省エネ・新エネ自動車20万台の生産台数を計画し、自動車部品の省内調達率70%超を計画中。

<主要な企業>
・奇瑞自動車:8年連続で中国最大の乗用車輸出企業。
・江淮自動車グループ:軽トラックの販売台数は全国2位。
・星馬グループ:バルクセメントトラックで、全国市場の50%をシェア。

≪装備・製造産業≫
・建設機械、電化製品、基礎機械、鉱山機械、測定器など9業種、100種類の製品の製造業システムが形成されている。2011年、安徽省主要装備製造企業の販売収入は約3,500億元となり、フォークリフト7.1万台、ショベルカー2.2万台を生産。

<主要な企業>
・安徽フォークリフトグループ:生産販売高は21年連続で全国1位。
・合肥鋳造プレスグループ;大型油圧機械の生産量全国1位。
・日立建機(中国)有限公司:ショベルカー生産量全国トップ3。
・合肥NSK有限公司:日本精工(NSK)の投資(1.5億ドル)により設立され、NSKの
                              海外最大のプロジェクト。

≪家電産業≫
・家電産業において、開発・生産・販売・物流の面で関連企業との連携体制を確立している。日立、三洋、ジーメンス、ハイアールなど国内外でもトップクラスの家電企業が安徽省に工場を設立し、首都合肥市は国内で最大の家電生産基地である。2011年、エアコン、テレビ、冷蔵庫などの主要家電の年間生産量が8,816万台で、前年比51%成長し、全国総生産量の20%を占める。15年までに、主要家電生産量1億台超を計画中。

<主要な企業>
・合肥ロイヤルスター三洋電機;三洋電機が投資し、洗濯機と電子レンジの市場シ
                                          ェアは国内3位。

≪電子情報システム≫
・2011年安徽省電子情報産業の生産高は1017.7億元で、前年比82%成長。合肥市は、多くの電子情報ハイテク企業が集まり、TFT-LCD,PDP, LEDなどのフラットディスプレー産業の枠組みが形成されている。量子通信技術などの科学技術分野において、国内外で先頭に立ち、業界を牽引している。

<主要な企業>
・BOE:液晶パネル及びディスプレーセットの生産量は1,234万セット。
・フラットディスプレーガラス基板プロジェクト:蕪湖市が350億元を投資し、50 のガラス基板生産ラインを設立、世界最大のフラットディスプレーガラス基板の基地を目指している。

≪新材料≫
・2011年の新材料産業の生産高は889.9億元で、前年比55.6%成長。銅基、鉄基、シリコンなどの新材料や、非金属加工、水性高分子材料の応用技術は国内業界を牽引している。15年の生産高2000億元を目指し、高性能鉄基、銅基、シリコン、高分子などの新材料の生産基地を建設予定である。

<主要な企業>
・金隆銅業有限公司:銅陵有色、住友金属鉱山(株)による投資で設立。

≪新エネルギー≫
・2011年の新エネ産業の生産高は290.1億元で、前年比2.2倍成長。ソーラー、バイオエネなどの新エネ産業の発展は優勢。ソーラー産業は、世界初の高性能ソーラー発電システム及びモジュール自動化生産ラインを備え、生産チェーンを形成している。15年までに新エネ産業生産高を1500億元とする計画。

≪バイオ産業≫
・2011年、バイオ産業生産高は591.6億元で、前年比36.5%に成長。バイオ医薬、特に漢方薬分野において、国内のトップに立つ。豊原グループ、省遺伝子薬品研究センター、漢方薬研究センターなどの有名企業及び研究機関がある。
 
胡学凡安徽省旅遊局長―安徽省観光資源の紹介

・安徽省は温帯と亜熱帯の境に位置し、年平均気温は14-17℃、年平均日照時間は1800-2500時間、平均降水量は800-1800mm。四季折々の景色や特産物を楽しむことができる。
・空港が4つあり、30以上の国内主要都市を結ぶ国内線が運航。4月末には日本(大阪)の直行便も開通予定。鉄道及び高速道路の総距離はそれぞれ3,000㎞、3,500㎞を超えている。
・1979年に北海道の農業酪農友好訪問団が安徽省の合肥と安慶を観光。これは安徽省が初めて受け入れた海外からの自費旅行団だった。1985年に安徽旅行団が初めて日本を訪問し、10都市約40社の旅行社に安徽省観光をアピールした。その後も観光業での交流は続けられ、2010年4月に洞爺湖を視察した際、太平湖風景区と洞爺湖風景区との“友好湖”関係が締結され、2011年12月にJTBなどの旅行社が安徽省を視察し、双方の理解及び交流を深めた。
 
木川理二 日立建機(株)取締役会長―安徽省におけるわが社の投資と発展状況

・日立建機(中国)有限公司は、1995年3月27日に中国国営企業との合弁で、合肥市経済技術開発区に設立された建設機械製造会社である。設立当初は年間ショベル生産台数3000台、生産高は1億人民元にも満たなかったが、現在は資本金15億元、年間2万台を超える生産能力を有する。
・設立当初から17年間、独資への変更、労使問題、マクロ経済政策、リーマンショックなどの様々な危機を乗り越え、日立建機(中国)は日立建機グループ世界最大の生産拠点となっただけでなく、世界でも最大の油圧ショベル生産拠点。
・新興国の建設機械需要に併せ、新たなグローバル戦力を打ち出しているが、その中でもマネージメントの現地化に重点を置いている。合肥には中国科学技術大学、合肥工業大学、安徽大学などのほかに、国家クラスの教育施設、研究機関があり、優秀な人材、特に専門技術を有する人材が豊富で、日立建機(中国)でもマネージメントを担う部長の8割を現地スタッフが担っている。
 
林敏和 川崎重工(株)常務取締役―安徽省におけるわが社の投資と発展状況

・1995年、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から中国における省エネ技術の普及を目的として推進されたモデル事業を受託し、安徽海螺集団とセメント排熱発電設備を建設し、その後合弁事業をスタートさせた。
・第一弾として、2006年度末にセメント排熱発電設備をはじめとする省エネ・環境保全設備の設計・販売を行うエンジニアリング会社を設立。07年の「第2回日中省エネルギー・環境総合フォーラム」における調印を経て、設備会社を設立。09年には最新型セメント製造設備を設計・製造するための第3の合弁会社を設立。その成果として、146基のセメント排熱発電設備を中国セメント業界に普及させ、電力消費で1900メガワット、CO₂発生量で年間1260万トン超の削減に貢献した。
・こうした事業を通して、合弁会社は安徽省における雇用や人材育成に貢献しつつ、さらなる環境保全製品とそれらの販売についても、「蕪湖から世界へ」を合言葉に、中国国内のみならず、タイ、パキスタン、ミャンマー、トルコなどの国々に提供し、安徽省蕪湖市から全世界に活動の幅を広げている。合弁会社、安徽海螺集団、川崎重工業の3グループは、今後とも相互信頼し、それぞれの強みを持ちより、中国および世界の環境保全に貢献したい。
 
黒澤利彦 クボタ(株)執行役取締役―安徽省におけるわが社の投資と発展状況

・2010年に、馬鞍山和県にて、三聯会社と合作し安徽クボタ三聯ポンプのプロジェクトの契約を締結した。この会社は、主に水中ポンプ、渦巻ポンプなどを設計。現在、製造・販売・サービスを扱うポンプメーカーに成長した。
・馬鞍山市は、文化レベルが高く、美しい中国内陸都市であり、良好な地理的位置と産業基盤に恵まれている。特に、中国中部発展戦略の実施に伴い、晥江模範区などが急速に建設され、さらに含山、和県が馬鞍山市の管轄に入り、馬鞍山市の発展空間をさらに拡大した。安徽省党委員会、省政府の下、馬鞍山市は急速な発展プロセスに入っているため、弊社も安徽省・馬鞍山市との合作に自信を持ち、各方面でのより一層深い交流を期待している。
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