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「第3回中国国際サービスアウトソーシング協力大会」への参加 |
10年6月 上海事務所発
中国国際貿易促進委員会と江蘇省人民政府の共同主催による「第3回中国国際サービスアウトソーシング協力大会(第3届中国国際服務外包合作大会)」が6月11日、12日の両日、南京市において開催された。
世界全体が経済危機の影響を受け、多くの多国籍企業がそのサービス分野における業務を製造業から分離させつつあるという状況下において、サービス分野でのアウトソーシング産業が素早い発展をしつつある。ある予測によると、世界規模で今後数年におけるサービス分野でのアウトソーシング市場は毎年30~40パーセントの高成長を遂げるとともに、その重点が中国等新興市場に移転していくという。こうした状況を背景として、開催3回目を迎える本大会は、現在中国におけるサービスアウトソーシング領域で最もハイレベルな大会であるとともに、その影響力は大きく、内容も豊富でその成果は最も顕著であるとされているものである。
先ず開幕式では、主催者である中国国際貿易促進委員会の万季飛会長が挨拶を行った。万会長はその挨拶の中で、「中国のサービスアウトソーシング産業は既に整った産業連鎖を形成しており、それぞれのサービスアウトソーシング企業は現在積極的に国内外顧客市場の開拓に努めるとともに、その発展の勢いは良好である。特に江蘇省は中国における国際サービスアウトソーシング産業の重要な基地の一つであり、豊富なハイテク人材資源や健全なサービス体系を擁しているとともに促進政策が実施され、知的財産権保護も整っており、サービスアウトソーシング発展の「黄金の宝の土地」であると言える。」と述べた。また開幕式では中国共産党江蘇省委員会梁保華書記が開幕を告げるスイッチを押したほか、羅志軍江蘇省長や商務部馬秀紅副部長、米国デル社Kirk Williamsサービスアウトソーシンググローバル副総裁他が出席した。
開幕式の後に、「挑戦、チャンス、協力・Win-Win」をテーマとしたサミットフォーラムが開催され、米国デル社Kirk Williamsサービスアウトソーシンググローバル副総裁、フランス Capgemini社 Debajyoti Dasグローバル副総裁、ドイツSAP集団Andreas Heckmann グローバルシニア副総裁、米国IBM社グローバル技術サービス部Sue Tang戦略アウトソーシング副総裁、カナダ Greystone Managed Investments 社 Frank Hart総裁等が参加し、国際金融危機下のグローバルサービスアウトソーシングの発展趨勢や中国のサービスアウトソーシング産業が直面するチャンスとチャレンジについて論じた。
今次大会における展示展覧面積は約1万平米、450の国際標準ブースが設けられ、200余社の国内外著名サービスアウトソーシング企業、20の中国サービスアウトソーシングモデル都市が出展した。また12の国家と地域からの81社のアウトソーシング発注企業と300社の中国サービスアウトソーシング企業との間で1対1のビジネスマッチングが行われ、不完全なデータによると、7件の国際サービスアウトソーシング協力プロジェクトがその場で契約され、アウトソーシング受発注、投資、海外市場共同開拓などその規模は計3億2,000万米ドルにも達したとのことである。
また、今次大会では「中国・カナダサービスアウトソーシング」をはじめ、「マイクロソフトソフト新技術アウトソーシング人材サミット」、「通信ソフト研究開発アウトソーシングフォーラム」、「工業ハイテク材料設計・応用アウトソーシングフォーラム」、「バイオ医薬研究開発アウトソーシングフォーラム」等の専門テーマフォーラムが開催され、それら個別産業の発展趨勢やニーズ、企業受託能力向上等ホットな話題について、業界トップ同士による交流が図られた。更に「2010中国サービスアウトソーシング重点企業発布・主要企業表彰式」や「中国サービスアウトソーシング年度傑出貢献人物表彰式」等一連の活動も執り行われた。
なお、近年の江蘇省における国際サービスアウトソーシング産業の発展は著しく、2010年第一4半期においてその執行金額は7億200万米ドル、昨年同期比32パーセント増となっており、蘇南(江蘇省南部)国際サービスアウトソーシング産業ベルトは既に基本的に形成されていると言える。
今次大会の開催に際して、当会は後援機関として協力を行った。

会場となった南京国際博覧中心と 室内で行われた開幕式
金陵会議中心

展示ブース
上海事務所長 後藤雅彦